BigBossは安全にトレードをしてもらえるようにゼロカットシステムを導入しています。
FXではトレーダーがーどれだけ慎重なトレードを心がけても、紛争や米大統領の発言により急激な為替変動による損失は避けられませんがゼロカットシステムがあればマイナス残高分まで請求されることがなく安心です。
そこで今回は、どんなタイミングでゼロカットシステムが発動するか?発動しないことはあるのか?について解説してみたよ。
個人・法人どちらの口座もゼロカットシステムの対象か?も解説しといたわ。
BigBossがゼロカットシステム導入で安心と言える理由
まず、ゼロカットシステムは国内FXには採用されておらずBigBossなどの海外FX業者だけが採用しているものです。
ゼロカットシステムはメリットしかなくデメリットはありません。
BigBossでは通常だと為替変動で含み損が膨らみ証拠金維持率が20%を下回るとその瞬間にトレードを強制終了となります。(これをロスカットと言います)
ただし、あまりに急激な変動でロスカットが間に合わず残高がマイナスになることもあります。
このマイナス額(損失)をBigBossが負担して0円にリセットしてくれるのがゼロカットシステムです。
\BigBossは最大13,700ドル分の入金ボーナスあり/
ゼロカットシステムのおかげでどんなに為替が大荒れしても入金済のお金の他には払う必要がないという安心感があるわけです。
ちなみに国内FXだとゼロカットシステムがないからマイナス額を請求されて借金ができる人もいるのよね。BigBossでやってて良かったわ。
BigBossに限らず他の海外FX業者もゼロカットシステムは導入していますが、大事なことは信頼できるFX業者かどうかです。
マイナーなFX業者だとゼロカットシステムがあっても出金拒否やボーナス消去などトラブルが起きても不思議ではありません。
つまり「BigBossは出金拒否の噂もないのでゼロカットシステムも含めて全てで信頼できる」と言えます。
BigBossのゼロカットシステム対象口座
口座タイプ | ゼロカットシステム | 最適なトレーダー |
デラックス口座 | ◯ | 初心者~上級者(最大レバは2,222倍) |
スタンダード口座 | ◯ | 初心者~中級者(ポイントを貯めたい人) |
プロスプレッド口座 | ◯ | 上級者(コストを抑えたい人) |
CRYPTOS口座 | ×(でも問題ない) | 仮想通貨を購入する人 |
\最大13,700ドル分の入金ボーナスをもらおう/
※CRYPTOS口座は仮想通貨を売買するための専用口座でトレード口座ではありません。だからゼロカットシステム対象外でも全く問題はありません。
なお、口座の詳細はBigBossの全口座タイプの特徴の記事を参考にどうぞ。
そもそもBigBossのロスカットは何%で発動するのか
BigBossのロスカット水準は全ての口座タイプで共通して「証拠金維持率20%」です。
仮に1ドル「149.912円」の時に10万円入金してレバレッジを2,000倍でトレードした場合(ボーナスなしと仮定)で状況を考えてみると以下のような状況となります。
- 1ドル 149.912円
- 10万円入金
- レバレッジ2,000倍
10万通貨×149.912円÷2,000倍=約7495.6円
約7495.6円の20%=1499.12円
つまり、1499.12円を切らなければロスカットされません。
言い換えれば、含み損が98500.88円を超えた瞬間にロスカットとなるわけです。
ちなみに、ゼロカットシステムが発動するのは証拠金維持率0%を突破して残高がマイナスになるケースよ。
通常は0%まで進まずに20%残した状態で通常はロスカットされるから少しは資金が残った状態で終われるのよ。
証拠金20%を残してトレードから強制退場させられるのがイヤな人はロスカット水準0%のFX業者もあるよ。そちらもゼロカットシステムは採用しているよ。
BigBossでゼロカットシステムが発動する条件(順番)
- トレード資金がマイナス残高になる
- ゼロカットシステムの条件に該当してから数時間で発動
- 他口座から自動的に充当される(現金優先)
- 現金残高がなくなると次はクレジットから充当される
ちなみに他口座からの充当は口座開設が古いものから充当されていくよ。
「2」の例外として、デラックス口座だけはゼロカットシステムが発動しても他口座のお金には影響しないわよ。
他口座のお金を守るならデラックス口座を使うのが無難ね。
※過去には充当は1つの口座内で完結していましたが2023年7月24日からデラックス口座以外は全口座間で充当されるようになりました。
BigBossでゼロカットシステムが実施されるまでにかかる時間
BigBossの場合は4時間以内にリセットされると言われてます。
BigBossに限らず他社の海外FX業者でも言えることですが、ゼロカットシステムが発動する条件が揃ってから実際にマイナス残高がリセットされるまでには数時間かかります。
その時の状況によってはすぐにリセットされるかもあるかもしれませんし4時間以上かかることもあるかもしれませんがおおむねBigBossでは4時間が目安となっています。
BigBossのゼロカットシステムにより資金消滅を防ぐ方法
「トレード中の口座以外にはよけいな資金は残しておかない」これにつきます。
結論から言うと、BigBossで複数口座を使う人は、スタンダード口座とプロスプレッド口座のどちらかは常に残高0円にしておくべきだよ。
BigBossはゼロカットシステムが発動した時に複数の口座に資金(ボーナス)が残っているとデラックス口座・Crypto口座以外は巻き添えをくらいます。
マイナス損失はBigBossが払ってくれますが、その前に「別口座に入れてるお金があればそれは頂戴するよ」というイメージです。
具体的にはトレード中のスタンダード口座でゼロカットシステムが発動する時にプロスプレッド口座に残高があればそちらからもマイナス額の補填に充当されてしまうわけです。この逆もあります。
BigBossでゼロカットシステム発動の確認方法
ゼロカットシステムが発動して無事に完了したのか?これを確認するにはMT4/MT5の取引履歴を確認します。
MT4/MT5のOffset履歴のコメントに「 0 cut system offset balance 」とあれば完了しています。
英語を訳すと「ゼロカットシステムがマイナス分を埋め合わせしました」って意味よ。
BigBossでゼロカットシステムが発動しないケース
ゼロカットが発動しないということはマイナス残高分の支払い(追証)を求められるわけですが、規約違反でもしていなければ追証は求められないので安心してください。
規約違反は以下のものがあげられます。
- 2つ以上の複数口座で両建てをした
- 窓開けを狙ってトレードした
- 市場変動が高いと事前に分かる時間帯を狙ってトレードした
- BigBossが禁止しているトレード手法を使った
勘違いしやすいのは両建てだよ。1つの口座内でなら両建ては問題ないよ。
2つ以上の口座で両建てをした
2つ以上の口座を使った両建てで規約違反をしている状況だとゼロカットシステムは適用されません。
これはBigBossに限らずどこの海外FX業者でも言えることですが、異なる口座間での両建ては規約違反です。
当然BigBossとXMなど異なるFX業者間での両建てもNGです。絶対にバレるのでやらないでください。(トレードツール会社の履歴データでバレるらしいです)
なお、1つの口座内での両建ては認められているのでもしも証拠金維持率が激減した時には両建てをして証拠金維持率を復活させることは皆さん行っているので安心してください。
窓開けを狙ってトレードした
週末と週明けでは為替差が大きく開きやすい傾向がありますが、そうした「窓開け」を狙ったトレードは規約違反に該当します。
規約違反をしているトレーダーにはゼロカットシステムが適用されません。
もちろん窓開け行為が偶然によるものか狙ったものか判断が難しいので、ご自身が窓開けを狙ったつもりがなくてもBigBoss側に違反と判断されればゼロカットシステム対象外になるので注意が必要です。
要は窓開けのタイミングにポジションを持たないようにするのが無難だね。
市場変動が高いと事前に分かる時間帯を狙ってトレードした
為替の世界ではトレーダーが集中して市場変動が高くなる時間帯が存在しています。
意識せずその時間帯にトレードしている人も多いですが過去の履歴から確実に特定の時間を狙っていると判断された場合にはゼロカットシステム対象外になるリスクがあります。
- 日本時間8時~10時 オセアニアやアジアのトレーダーが増える時間帯
- 日本時間16時~19時 ロンドン市場がオープンした後の3時間で賑わう
- 日本時間21時~早朝2時 NY市場オープン後の5時間(ロンドンとも重なる)
上記は基本的に市場変動が高まる時間帯ですが、さらにこれらが「五十日(ごとうび)」毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日の場合はより高まる傾向があるので注意が必要です。
あえて特定の狙った時間ばかりでトレードしていなければ神経質になる必要はないかなとも思うわ。
BigBossが禁止しているトレード手法を使った
当たり前のことですがBigBossが禁止している手法を使うことは規約違反です。
そのなかでも以下の2つはとくに悪質なためゼロカットシステム以前にBigBossで口座凍結される原因にあたります。
- レイテンシー(業者間でのコンマ数秒のレート差を狙ってトレードを繰り返す)
- ハッキング行為(メタトレーダーを提供しているMetaQuotes社が禁止している)
この2つの手法はBigBossだけでなく他の海外FX業者でも禁止していますが、一般のトレーダーがうっかりやらかしてしまう心配はまるでありません。とくにハッキング行為なんて口座が永久凍結になります。
違反行為で利益を上げようとした人をゼロカットシステムで守ってくれるほどBigBossもお人好しではありません。
CRYPTOS口座を使った時(まったく問題なし)
CRYPTOS(クリプトス)口座は仮想通貨の売買を行うだけの特殊な口座でトレード口座ではありません。
BigBoss独自の仮想通貨取引所のことです。
仮に購入した仮想通貨を使わず保管しておいた際に急激な仮想通貨の価格変動がおきたとしても、単純に価格変動するだけでロスカットも無縁なので安心です。だからゼロカットシステムも必要ないというわけです。
ちなみに、レバレッジ1倍と書かれていますが都合上「1倍」と表示されているだけでとくに意味はありません。「単なる売買だからレバレッジは使えません」という意味です。
BigBossでゼロカットシステムが発動せずマイナス残高のままなら?
通常は何もしなくてもゼロカットシステムが発動してマイナス残高がリセットされます。
ところが何かのエラーによってリセットされない場合はサポートに連絡をしてください。
もしかすると規約違反に該当する行為があったのかもしれませんし、なければ単なる処理ミスですぐにマイナスをリセットしてもらえます。
SNSなどの情報から多くのトレーダーが同時にゼロカットシステム発動をしたと思われる状況であればリセットまでに少し時間がかかっても不思議じゃないわね。でもすぐに確認はするべきよ。
BigBossでゼロカットシステムが発動する条件 まとめ
BigBossはFXトレーダーに安全な取引環境を提供するためゼロカットシステムを導入しています。
このシステムにより急激な為替変動で損失が発生してもトレーダーがマイナス残高分を負担する必要がありません。
具体的には、証拠金維持率が20%を下回るとロスカットが発動し、それでも間に合わない場合は残高がマイナスになった分をBigBossが補填します。これによりトレーダーのリスクが限定されて安心して取引を行えます。
ゼロカットシステムは国内FXでは採用されておらず海外FX業者のみで提供されています。ただし、信頼性の低い業者だと出金拒否などのトラブルが発生する場合もあるため業者選びは重要です。
BigBossでは、すべての口座タイプ(デラックス、スタンダード、プロスプレッド)がゼロカットの対象で、とくにデラックスを使っておけば他口座に資金があっても引かれる心配がありません。
ちなみに、仮想通貨用のCRYPTOS口座は他のトレードと異なりレバレッジが使えず大きな損失が出る心配がないのでゼロカットシステムの対象外です。
注意すべき点は、ゼロカットシステムが適用されない例外です。規約違反(例えば異なる口座間での両建てや窓開け取引)が該当します。
また、ゼロカットシステムが発動する条件は、証拠金持率が0%以下になった場合で、通常は4時間程度でマイナスがリセットされます。(即リセットではないので焦らないでください)
利用者はリスク回避のためにもトレードに利用している口座以外には余剰資金を残さないことをおすすめします。
もしゼロカットシステムが発動したらMT4/MT5の取引履歴で「0 cut system offset balance」という表示が出るのでそちらで発動の有無を確認できます。
最後に知っておいていただきたいのはBigBossでもどの優良な大手の海外FX業者でもゼロカットシステムは100%確実に発動する保証はないということです。
発動しなかった話は聞いたことがないけど、絶対保証するとはアナウンスされていないことは知っておいてね。まあそれでもそもそもゼロカットシステムがない国内FXよりかは個人的には安心感が大きいと思ってるわ。
コメント