海外FX業者で法人口座が作れる業者のなかで当サイトがおすすめできると判断したのはFXGT、Exness、AXIORYそれにTitanFXの4社です。
当サイトが推奨した理由として4つの基準があります。
- 日本語対応レベルが高い
- 利用している日本人トレーダーが多い
- 出金拒否がない
- 当サイトでも利用経験がある
これら4条件をクリアした業者で法人口座が作れるのはFXGT、Exness、AXIORY、TitanFXよ。
法人口座を安心して作れる海外FX業者 4社
「スプレッドの狭さ・レバレッジの大きさ・ボーナス額」を考慮してランキングにしてみたよ。
海外FX業者名 | 法人用の口座名 | スプレッド(ドル円) | 最大レバレッジ | 入金ボーナス |
1位 FXGT | プロ口座 | 0.5pips | 1,000倍 | 最大120万円 |
1位 TitanFX | 全ての口座 | 0.33pips | 1,000倍 | なし |
2位 Exness | プロ口座 | 0.7pips | 無制限※ | なし |
3位 AXIORY | ナノ/テラ口座 | 1.0pips | 400倍 | なし |
入金ボーナスをもらうならFXGTだけど長い目で見たらTitanFXの方がスプレッドが狭いからお得ね。
しかも、FXGTとTitanFXとExnessの3社は仮想通貨で入金できる海外FX業者だったりもするよ。
※Exnessでレバレッジ無制限が使える条件
- 証拠金残高が1,000ドル未満(口座間で資金移動して調整可)
- 過去に一定回数と量のトレードがあること(⇛詳細はこちら)
ただし条件を外れても最大2,000倍のレバレッジが使えます。
ちなみに「プロのトレーダーが使うFX会社」の特集でもFXGTは選ばれてたわね。
FXGT(エフエックスジーティー)は信頼性の高さと分析ツールが魅力
【GT Global Ltdのライセンス】セーシェル金融庁 (FSA) 証券取引業者免許番号SD019
【GT Global Ltdの登録住所】Room 12, First Floor, Kingsgate House, Victoria, Mahe, Seychelles
セキュリティの高さやビットコインのスプレッドの狭さも魅力的だけど個人的には「トレンド分析ツール」を使えることが最大の魅力だと思うよ。法人でトレードをする場合でも時に冷静に判断できないこともあると思うけどそんな時でも分析ツールが使えるなら判断ミスによるリスクをカバーできそうだよ。
TitanFX(タイタン)は業界で唯一の日本語の電話サポートに対応!
日本語対応の海外FX業者のなかでも唯一の電話対応サポートも用意している貴重な存在です。
ボーナスこそありませんがその代わりにサポートやトレード機能の強化に資金を回しているため高額トレーダーや法人トレーダーから絶大な支持をされています。
Exness(エクスネス)は法人口座だとレバ無制限より2,000倍がイイ!
⇛ Exnessは出金拒否のない海外FX業者の特集記事でも紹介済みです
【Exnessのライセンス】キプロス証券取引委員会(CySEC)No.178/12
【Exnessの登録住所】1, Siafi Street, Porto Bello, Office 401, CY-3042, Limassol, Cyprus.
【Exnessでレバレッジ制限を解除する3条件】
- 口座の証拠金を1,000ドル未満にする(NGでも最大2,000倍になる)
- これまでに10回(往復)以上のトレードをしている
- これまでに累計5スタンダードロット以上の取引をしている
3条件が満たされたらレバレッジ選択ページで「無制限」を選べるようになります。
法人口座で証拠金残高を1,000ドル未満にキープするやり方だと大きなトレードができないけど証拠金残高とは無関係に最大2,000倍のレバレッジが使えるから法人口座として人気があるわよ。
AXIORY(アキシオリー)はスキャルやデイトレなど短期トレード向け
AXIORYはMT4・MT5だけでなくcTraderにも対応してます
【AXIORYのライセンス】ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)No.IFSC 000122/405
【AXIORYの登録住所】No. 1 Corner of William Fonseca Street, Marine Parade, Belize City, Belize, C.A.
レバレッジこそ最大400倍と控えめだけど法人口座で1,000倍や2,000倍なんて使わず証拠金率を高めで運営したい人にはベストマッチだよ。ボーナスがないけどそれでも上級者トレーダーから根強い人気があるプロ向けとも言える業者だよ。
法人口座対応の海外FXで使えるクレカブランド一覧
4社とも法人用の銀行口座はもちろん使えるけど、法人用クレカを使いたい人、とくにAMEXのセンチュリオンカードを使いたい人にはFXGTは定番みたいね。
⇛ クレジットカード入金ができる海外FX業者を紹介(日本語対応で信頼性の高いところを厳選)
海外FXにおける個人口座と法人口座の違い(基本情報)
個人のトレードと法人のトレードで明確に違う点をまとめてみました。
トレードのやり方は個人も法人も同じで、異なるのは税金くらいだよ。税率もそれほど大差はないけど法人の方が優遇されるものがあり年間所得が1,500万円超くらいになれば法人の方がお得になってくるよ。
詳細は後の「メリット・デメリット」で紹介しますが、大きな違いは「税理士契約の有無」です。
法人口座を使うには事前に法人を設立する必要があります。そして法人を設立すれば税理士と契約(顧問契約)をする必要があり初年度は20万円ほどの出費、2年目移行も年15万円ほどの支払いが発生します。
さらに利益額が大きくなればそれに比例して税理士への支払いも大きくなります。
海外FXで法人口座を使うメリットとデメリット
ざっくり言うと、FXだと年間所得が少なくても1,500万円ほどないと法人口座(つまり法人経営)による節税効果は表れづらいよ。
世間では「年間1,000万円の利益が出たら法人化したほうがイイ」と言われてるけどそれは実ビジネスの世界の話。FXには”会社の信用”とか”銀行融資”なんて必要ないし経費にできるもの少ないから1,000万円じゃちょっと早いのよね。
海外FXで法人口座を使うメリット
- 損益通算や損失の繰越し(最大10年間)が使える
- 個人と違い経費計上できる対象が増える(家賃など)
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損益通算や損失の繰越しが使える
【損益通算】海外FXと他の先物取引の損益を合わせて申告できます。
例えば、海外FXで200万円の利益が出ても株の先物で200万円の損失が出た場合は、損益通算でプラマイ0円になるため税金が発生しません。お得です。
【損失の繰越し】法人化していれば年間収支が赤字になった場合、その赤字を翌年移行10年間繰越しができます。
繰越しということは翌年に黒字化した場合には赤字と相殺することができるわけです。
今年がマイナス500万円だったとし、翌年が400万円の利益だったら翌年は利益0円にして節税できるわけです。さらに残りのマイナス100万円はその後9年間でまた利益が出た年に相殺すればいいわけです。
個人口座でトレードしてたらいくら赤字が出ても節税効果はないけど法人口座なら翌年の黒字と相殺できるから赤字が無駄にならないのは素晴らしいわね。
税理士費用などを払って法人口座でトレードするメリットは何かと大きいわね。
個人と違い経費計上できる対象が増える(役員報酬や保険料や光熱費や家賃など)
個人で海外FXをやっても経費にできるものは限られていますが法人で海外FXをやると認められる経費の対象が広がります。つまり経費を多くできるので税額を抑えられます。
例えば個人には存在しない役員報酬だったりトレード用の部屋の光熱費や家賃など経費にできるようになります。
ただし、他の事業のように車を必要としませんし仕入れという概念もないのでわりと経費による節税効果は少ないのが特徴です。
大きな利益が続くようになったら親や奥さんを役員にして役員報酬を払って節税するパターンは良く聞くね。
海外FXで法人口座を使うデメリット
- 口座開設時の提出書類が多い
- 法人の設立費用や毎年の顧問契約料がかかる
- 年間所得が1,500万円程ないと法人のメリットを実感しづらい
- 赤字でも法人住民税がかかる(最低でも7万円)
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口座開設時の提出書類が多い
個人口座と異なり法人口座を開設するには多くの書類を求められます。
例えば会社設立証明書や会社登記簿謄本それに事業計画書や財務諸表を求められるケースもあります。
とは言え、一度用意してしまえば今後に別の海外FX会社で法人口座を開設する場合でも同じ書類を使い回せるしやることも同じなので2回目からはラクです。
法人口座を作るにはいろいろ提出書類が多いけど提出はスマホ撮影した書類画像を公式サイト内またはメールで提出すればいいからカンタンよ。
法人の設立費用や毎年の顧問契約料がかかる
法人口座は法人を設立していなければ利用できないので、もしこれから法人設立という場合には実印などの法人用印鑑を作ったり税理士との顧問契約や法人設立の約款作成など万単位の出費がかさみます。
税理士への支払いは初年度は20万円ほどかかり2年目からも年12万円ほどの出費となります。
つまり、設立だけでなく法人を続ける限りは毎年お金を払う必要が出てきます。
なお、年商によっても税理士費用は変わり例えば年商3,000万円なら決算のみ依頼をしても年15万円ほどかかり年商5,000万円なら年20万円ほどが相場です。
FX事業の場合、海外国内どちらも会社設立のための補助金や銀行融資は通らないから自分で用意する必要があるよ。FXは例え事業であっても「投資」と判断されちゃうんだよね。「株式投資やりたいからお金貸して!」って銀行に言っても断られるのと同じ理由だね。
年間所得が1,500万円程ないと法人メリットを実感しづらい
世間では「年間利益が1,000万円になったら法人化」と言われますが、実際のところ1,500万円ほどはないと法人によるメリットを感じることは難しいです。
個人口座も法人口座もトレードでやることは同じで大きく異なるのは税率くらいでだけど、その税率も所得が1,000万円くらいだと大差ないのよね。
でも所得1,500万円くらいになると法人の方が支払う税金が明らかに少なくなり、さらに高額所得になればその差はどんどん開くのよ。
海外FXは融資が必要ないしFX会社の他には取引先企業もないので法人化して会社の信用を上げる意味もありません。なので税金がお得になる分岐点として約1,500万円ほどで考えてもいいという意見も多いです。
赤字でも法人住民税がかかる(最低でも7万円)
個人口座によるトレードで年間収支が赤字なら所得税や住民税は非課税となりますが、法人口座を使っていると収支が赤字でも法人住民税の支払いが7万円かかります。
資本金が1,000万円以上の法人にすると法人住民税は年18万円もかかります。赤字でも年18万円の支払いになるからトレード以外の予算管理も大事になるね。
海外FXで法人口座を作る手順
海外FXで法人口座を作るまでのざっくりとした手順です。
- 法人を設立する(約3週間かかる)
- 法人口座が作れる海外FX会社を選ぶ
- 口座開設時に「法人」を選んで開設する
- FX会社から求められる書類を提出(以下に参考例あり)
- 提出書類の承認を待つ
- 承認のメールが届く
- 法人口座から入金する
- トレード開始
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法人の設立までにかかる日数は「株式会社は約3週間」「合同会社は約2週間」が目安よ。ちなみに銀行で「法人口座」も作る必要があるけどそれも2週間ほど必要よ。
- 会社設立証明書
- 会社登記簿謄本
- 取締役や担当する者の身分証明書(パスポートなど)
- 住所の確認書類(公共料金領収書、銀行取引明細など)
- 会社の業務内容や財務状況を示す書類(事業計画書、財務諸表など)
当ページで紹介してます海外FX会社であればで提出に必要な書類についてガイドページまたはメールによる案内があるので誰でもカンタンに対応できます。
法人口座が作れる海外FX業者 まとめ
- 法人口座が作れる海外FXで日本語対応のところは少ない
- 日本語対応で出金拒否もなく信頼できるところはごくわずか
- 当サイトでは利用経験をもとにFXGT/Exness/AXIORYをおすすめ
- 年間所得が1,000万円で法人化だとまだ節税の恩恵は薄い
- 年間所得1,500万円くらいから法人口座を使うメリットが大きくなる
- 法人口座が作れる業者で唯一の電話サポート(日本語)対応はTitanFXだけ
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個人口座と法人口座では最初の口座開設時の入力フォームが異なることと提出書類が異なるくらいです。トレードのやり方は全く同じなので安心してください。
海外FX業者を選ぶ際には、個人口座でトレードをしていた時と同じようにご自身のトレードスタイルに合った業者を選べばいいだけなので法人口座だからと言って身構える必要もありません。
ちなみに、多くのトレーダー仲間を見てきた私の感想としては法人化をすると赤字でも法人住民税がかかるなど収益がマイナスの時に厳しくなります。
なので税金や税理士費用の支払いに余裕がある人でなければギリギリの予算で法人口座を使うことはオススメしません。
例えば年間所得が900万円ほどで慌てて法人化をした知人は翌年にFX所得が500万円ほどに落ち込んだため法人化にかかった手間や支払いを嘆いていました。
ただし最初からトレード資金に1,000万円や2,000万円など高額入金ができる人でしたら年間所得は余裕で1,500万円を超える見込みがあるため法人化を済ませて(法人口座で)トレードするべきだと思います。
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なお、法人口座でトレードするなら快適な動作をするトレードツールが必須ですが当ページで紹介したFX会社は全てMT5にも対応しているFX会社なので安心です。とくにFXGTは本格トレーダー向けとしてプロにも利用している人が多いFX会社としても有名です。
ちなみにFXGTは日本語対応の海外FX業者のなかでもおすすめしています。日本語サポートのレベルがなるべく高いところを希望される場合は参考にしてください。
最後に「FXGT」「TitanFX」「Exness」は初出金のタイミングまでは本人確認不要でトレードできる海外FX業者としても知られています。
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