FXGTにある「ewallet 口座」とは、FXGTというブローカーが提供するデジタルウォレット口座の一種です。
FXGTでいうewalletは「資金を保管するだけの口座」です。
他社の海外FXの場合にはewalletの意味はSTICPAYやbitwalletなど電子決済サービスのことを意味しますがFXGTは保管用口座にあたるため他社から乗り換えた人のなかには混乱する人も少なくないと思います。
他社の海外FX(例えばXM)だと、入金する時点でそのFX業者内のどの口座に入金するか指定して入金をするので、入金後は即トレードができます。
ところがFXGTの場合は、入金をしただけではトレードができず、入金したお金はFXGT内のewalletに保管されることになっています。
そしてewalletからトレードしたい口座に自分で資金移動をさせる必要があります。
ただし、トレード資金を移動をするにはトレード口座(スタンダードやマイクロなど)の証拠金維持率が200%以上という条件があります。
もしも証拠金維持率が200%未満になると資金移動はできません。
証拠金維持率が200%未満になったら追加入金をして証拠金維持率を200%以上まで上げてもいいですし、為替変動により証拠金維持率が200%以上になるのを待つか、トレードで利益を増やして200%以上にするかはトレーダーの自由です。
他の海外FX業者だとトレード中の口座から資金を逃がすには他のトレード口座に移すか出金をする必要がありますが、複数口座を持っていなければいちいちFX業者から銀行などに出金をして手数料を取られる心配があります。
そこでトレードに使わない資金をひとまずFXGT内で逃がす(保管する)ためにewalletという資金保管用の口座を用意してくれているわけです。
最初聞いた時は、ewalletってSTICPAYとかbitwalletとかの事だと思ってたからそれら専用の口座かと思ってしまったけど、「保管専用の口座」の名称をFXGTがewalletと呼んでることが分かってスッキリしたよ。
すでに他社の海外FXを使ってる人からしたら混乱するからできれば「保管用口座」とかって分かりやすい名称にしてほしいわね。
なお、FXGTのewalletページにはビットコインなどの仮想通貨から日本円やUSDなど8通貨がありますが、これは「どの通過で保管しておきたいか」で選んでください。
FXGTのトレード口座をUSDで管理している人はewalletページではUSDを選べばOKです。
ちなみに、FXGTから出金する時はトレードをするまでに行った流れと逆の手順が必要です。
FXGTでEwallet口座を介して入出金する流れ
- FXGTに銀行送金で入金
- FXGTのewallet口座に着金
- ewallet口座からスタンダード口座に資金移動
- スタンダード口座でトレード
- 出金することにした
- スタンダード口座からewallet口座に資金移動
- ewallet口座から銀行送金で出金
- 日本の銀行口座に着金(完了)
といった流れです。
ewallet口座にお金がある間は、間違ってもトレード資金として消費されることがないのでうっかりミスでトレードに使ってしまい知らない間に証拠金として消費されて損する心配がないんだ。
これが他社の海外FXだと自分のうっかりミスが原因で保管しておいたつもりのお金がトレード資金に充当されてて気づいたら全額失ってることもあるんだよね。
FXGTのEwallet口座とは? まとめ
FXGTの「ewallet口座」は、他社の海外FX業者でいうSTICPAYやbitwalletのような電子決済サービスとは異なり単なる「資金保管専用の口座」です。
FXGTでは入金後にトレードを始めるためには、まず最初にewalletに着金するため着金後に希望のトレード口座に資金移動させる必要があります。
なお、トレード口座(スタンダードなど)から資金移動させる際には証拠金維持率が200%以上である必要があり、これを下回ると資金移動ができません。
証拠金維持率を上げるには追加入金やトレードで利益を上げるなどの方法があります。
また、FXGTのewalletは複数の通貨で利用可能でトレードを行わない資金を一時的に保管する場所として機能します。
他社のFX業者ではうっかりミスで保管中の資金がトレードに充てられ損失が出る可能性がありますがFXGTでewalletに入れてあるお金は何があっても1円も減る心配はありません。
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