海外FX業者で仮想通貨で入金できるところは数少なく、まして大手でライセンスを保有し日本人トレーダーもいるような信頼できる業者となるとわずか数社です。
そこで今回は、仮想通貨で入金できる大手海外FX業者のなかで日本語サポートに対応済で信頼できる業者をピックアップしてみました。
仮想通貨で入金できる海外FX業者4社
「信頼性・日本語サポート・仮想通貨入金」を満たす大手の海外FX会社は4社だけです。皆、この中で選んでるよ。
FX会社名 | 向いてる人 |
FXGTの詳細を見る |
口座開設や入金で大きなボーナスが欲しい人 |
TitanFXの詳細を見る |
他社にない「日本語の無料電話サポート」も使いたい人 |
Exnessの詳細を見る |
ハイレバレッジやスプレッドを基準に口座を選びたい人 |
BigBossの詳細を見る |
ボーナスが欲しい&日本人が多い業者を選びたい良い人 |
どれにするか迷って決められない人はBigBossを選ぶことをオススメするわ。この4社のなかでは最も日本人を意識して運営しているし日本人トレーダーも多いから安心感が大きいのよ。それにボーナスもあるからお得よ。
あと、BigBossはサイト内に仮想通貨販売所の「CRYPTOS」でBTCなど仮想通貨の購入も可能なんだ。仮想通貨が買えるのはBigBossだけだよ。
FXGT(ボーナスが欲しい人にもピッタリ)
FXGTはプロが使う海外FX業者の記事でも紹介している業者です。
FXGT 対応の仮想通貨 | 入金限度額 | 手数料 | 反映時間 |
・BTC ・ETH ・ADA(Cardano) ・XRP(Ripple) ・USDT(ERC20・TRC20) |
(BTCの例)
0.0001BTC~上限なし※ |
なし | 1分~30分 |
※本人確認の完了前の入金限度額は2,000ドルまで。
FXGTでは仮想通貨で入金したお金は仮想通貨のままトレードに使えます。ドルなどに変える必要がありません。
仮想通貨入金の際はFXGTログイン後に画面上にある「eWallet」を選ぶが必要あります。
TitanFX(海外FX業界で2社だけの日本語での電話サポートに対応)
TitanFXは日本語の電話サポートが使える海外FXで紹介した2社のうちの1社です。
TitanFX 対応の仮想通貨 | 入金限度額 | 手数料 | 反映時間 |
・BTC ・ETH ・XRP ・USDT(ERC20・TRC20) |
6,891円~5,742,300円 | なし | 即 |
(入金した仮想通貨はそのままトレードに使えるか?)TitanFXでは仮想通貨で入金したお金は「入金先の取引口座の基本通貨(円・ドル・ユーロ・シンガポールドル)」に自動的に変わります。
Exness(スプレッドやレバレッジを基準に口座を選べる)
Exnessはレバレッジ無制限の海外FX業者の記事でも紹介してます。
Exness 対応の仮想通貨 ※ | 入金限度額 | 手数料 | 反映時間 |
・BTC ・Tether ・USDT |
10~1,000万ドル | なし | 即~最長72h |
・BinancePay | 10~20,000ドル | なし | 即~最長72h |
※「プロフィールの完全認証」が完了するまで仮想通貨による入金はできません。
※仮想通貨はExnessに複数ある口座タイプの全てが対応しています。口座を自由に選べるのでスプレッドやレバレッジを基準に選ぶことができます。
(入金した仮想通貨はそのままトレードに使えるか?)Exnessでは仮想通貨で入金したお金は「入金先の取引口座の基本通貨(円・ドル・ユーロ等)」に自動的に変わります。
BigBoss(ボーナスあり&日本人トレーダーが多くて安心)
今回紹介している4社中で仮想通貨の対応種類は最多です。
しかも仮想通貨販売会社を使わなくてもBigBoss内の「CRYPTOSで仮想通貨の購入が可能です。これは他FX会社では不可能です。
BigBoss 対応の仮想通貨 | 入金限度額 | 手数料 | 反映時間 |
・BTC ・ETH ・EXC ・XRP ・RSV ・BXC ・USDT |
上下ともに限度額なし | なし | 即 |
※CRYPTOS口座が対象
(入金した仮想通貨はそのままトレードに使えるか?)BigBossは仮想通貨で入金後も仮想通貨のままでトレードと出金が可能です
仮想通貨で入金できる海外FX業者で法人口座が作れるところ
- FXGT
- TitanFX
- Exness
法人口座が作れる海外FX業者の記事でも紹介していますが、今回紹介した4社のうちBigBossを除く「FXGT・TitanFX・Exness」の3社は法人口座を作ることができます。
仮想通貨で入金できる海外FX業者で1億円の出金が可能なところ
- Exness(1回で1億円を出金できる)
- FXGT(仮想通貨なら1日で出金可能)
- TitanFX(複数回で1億円を出金できる)
海外FXで億の出金ができる業者一覧の記事でも紹介しましたが、上記3社は1億円という高額でも問題なく出金できます。
ただし業者により1回で1億円を出金できるところもあれば、回数を重ねて1億円を出金できるところなど条件は異なります。1回で済ませたいならExnessの一択です。
仮想通貨で入金するトレーダーは1回で数百万円~数千万円を入金する人も多いから利益も含めて出金額が1億円になるケースは決して珍しくないんだよね。信頼できる3社から選べばそんな高額出金でも安心だよ。
仮想通貨で入金した後の出金方法とその制約
仮想通貨で入金をした後の出金は利用するFX業者により、「入金額と利益額はどちらも入金に利用した仮想通貨でしか出金できないケース」と「利益額は仮想通貨でも銀行送金でも自由に選択して出金できるケース」の2タイプに分かれます。
上記で各社の出金ルールを補足してますので出金時に仮想通貨以外も使いたい人は上記でご確認ください。
ちなみに、原則としてどの海外FX業者でも入金と出金は同一の決済手段を使わないといけないことになっています。
つまり、仮想通貨で入金した人は仮想通貨で出金できるから秘匿性の高さは守れるってわけね。
なお、仮想通貨で入金した人が利益額を銀行送金で出金できるのはレアなケースとなります。
海外FX市場でなぜ仮想通貨による入金が注目されてる?
海外FXのトレーダーの間で仮想通貨の利用が注目されている理由は複数のメリットがあるからです。
- 銀行送金による出金と違い秘匿性の高さがあり安心
- トレード中も仮想通貨そのものの価値の大幅上昇を見込める
- 送金の反映時間がはやい
- 手数料が安い
特に秘匿性の高さと保有しているだけで大きく価値が上がる可能性を秘めてることはドルや円にはない強みよね。
海外FXに仮想通貨で入金するメリットとデメリット
海外FXに仮想通貨で入金するメリット
メリットは3つあります。
- 手数料が安い
- 迅速な入金処理
- グローバルに利用可能
1. 手数料が安い
仮想通貨を使った入金はこれまでの銀行振込やクレジットカードと比べて手数料が低くてお得です。
特に海外FXのように海外企業に向けて送金するのも手数料を何も気にしなくていいのはラクです。
ただし、上記で紹介した海外FX業者は銀行送金で入金する時は国内銀行間の扱いとなり手数料は安いためそれほど大きな差ではなありません。なので残り2つが最近のメリットと言えそうです。
2. 迅速な入金処理
仮想通貨で入金をすると他のどんな決済手段よりも爆速で入金処理が完了します。これこそが仮想通貨の強みです。
FXをやっていると突然に美味しいトレードチャンスがやってくることがありますが、そんな時に慌てて入金をしても使う入金手段によっては資金反映までに数時間や1営業日かかるものもあります。それではトレードチャンスを逃してしまいます。
でもBTCなどの仮想通貨を使って入金すればどんな急なチャンスでもまず間違いなく入金処理が間に合います。なのでもともと銀行送金を利用していた人も、入金処理の爆速さに惹かれて仮想通貨で入金できるように準備している人も増えています。
3. グローバルに利用可能
仮想通貨は世界中のどこにいてもいつも変わらず同一の入金環境で利用できます。
なのでマレーシアにいてもシンガポールにいてもアメリカにいてもどんな旅先からでもFX会社の口座に入金できて即反映されます。もちろん出金の時も同じです。
海外FXに仮想通貨で入金するデメリット
デメリットも3つあります。
- 仮想通貨の価格変動リスク
- セキュリティとハッキングリスク
- 技術的な知識が必要
1. 仮想通貨の価格変動リスク
価格変動のリスクはデメリットでもあるしメリットでもありますが、リスクを伴うという意味ではデメリットと言えます。
仮想通貨を保有している時だけでなく海外FXに入金後にトレードをしている間もBTCなどでトレードをしている間は常に仮想通貨特有の激しい価格変動の影響を受け続けます。
タイミングが良ければ仮想通貨の価値は跳ね上がりますが、逆に価値が数日で何割も下落するリスクもあります。
せっかくFXで大きな利益が出ても仮想通貨の変動で価値が下がったことで利益が相殺される可能性もありえます。
2. セキュリティとハッキングリスク
仮想通貨はFX会社に入金をしている間はハッキングリスクは極めて低く安心できますが、仮想通貨販売所のウォレットセキュリティが低い場合や脆弱性をつかれた場合には保管してある仮想通貨を盗難されるリスクがあります。
また、自分で保管をしている場合もオンライン状態になっていると自宅PCをハッキングされた際に盗難されるリスクがあります。
信頼できるウォレットや販売所を利用して十分なセキュリティ対策を講じることが欠かせません。
3. 技術的な知識が必要
慣れれば問題はありませんが仮想通貨を使うにはある程度の技術的な知識が求められます。
ウォレットの設定や入金手順を理解していないと例えば誤った送金先アドレスを使って送金した場合にはその仮想通貨は戻ってこないリスクがあります。(リスクというか、まず戻りません。)
そのため初心者が仮想通貨を使って海外FXに入金するなら最初は少額で送金に慣れてから高額送金に移行することをオススメします。
海外FXに仮想通貨で入金する手順
- 希望の海外FX業者に入金可能な仮想通貨を確認する
- 仮想通貨を用意する(仮想通貨販売所で仮想通貨を購入など)
- 海外FX業者で入金申請する
- 仮想通貨販売所から海外FXに送金する
- 海外FXに着金したか確認する
1,希望の海外FX業者に入金可能な仮想通貨を確認する
仮想通貨で入金ができると言ってもどの海外FX業者を選ぶかによって使える仮想通貨の種類は若干異なってるので注意が必要です。
BTCであれば上記で紹介した4社は全て対応していますが例えばカルダノADAだとFXGTしか使えません。
なお、BTCの他にも主要な仮想通貨としてイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などがありこれらの仮想通貨を使えば複数の海外FX業者を使いやすくなるので便利です。
ただし、入金ボーナス狙いなどで複数の海外FX業者を使う場合は注意が必要です。過去の注意点を紹介した以下の記事も参考にしてください。
2,仮想通貨を用意する(仮想通貨販売所で仮想通貨を購入など)
すでに仮想通貨を保有している人には関係ありませんが、まだ持っていない人は入金より先に海外FX業者とは別のバイナンスやコインチェックやGMOコインなどの仮想通貨販売所で希望の仮想通貨を購入する必要があります。
そちらで口座開設を終えたら銀行送金払いで仮想通貨を購入し、その購入した仮想通貨を海外FX業者から指定された口座に送金する必要があります。
なお、BigBossだけはサイト内のCRYPTOSで仮想通貨の購入ができます。
FX会社と仮想通貨販売所の両方を揃え得ているのはBigBossの1社だけよ。
もしも、FX会社と仮想通貨の保管口座は分けておきたい人は仮想通貨はGMOコイン等で購入し、保管する時はGMOコイン等にある自分の口座で保管する方がいいわよ。
3,海外FX業者で入金申請する
海外FX業者でごく普通に入金申請を行います。
金額を決定すると「送金先アドレス」が表示されるのでコピーし、金額もメモなどしておきます。
(補足情報)
トレード口座の通貨がJPYなど仮想通貨でないものにはBTCなどは入金できません。そのため入金手段の選択に仮想通貨が表示されません。
例えばFXGTの場合だと上記のように「BTC」用の口座を開設する必要があるわよ。私、知らずJPY口座を選んでBTC入金しようとして「なんで仮想通貨が選べないの?」とドツボにハマってたわ。。FX業者により異なるかもしれないけどFXGTの例は知っておいた方がいいわね。
4,仮想通貨販売所から海外FXに送金する
仮想通貨販売所で送金手続きを行います。
金額と送金先アドレスの2つの情報だけで簡単に送金できるよ。
送金金額は必ず海外FX業者で申請した金額と同じにします。
そして送金先アドレスは先ほどの「3」で入金申請をした際にコピーしておいたものを使います。
5,海外FXに着金したか確認する
仮想通貨販売所から送金した仮想通貨が無事に海外FXの自分の口座に着金しているか確認します。
たいては1分もあれば反映されていますがごくまれに受け取り側のFX業者側で処理が混在している場合は反映までに10~30分かかることもあります。
特に、GW中や年末年始のような送金件数が増えるタイミングでは処理混雑が起こることもあるのでトレードチャンスを逃さないためにも事前に余裕を持った送金を心がける必要があります。
海外FXに仮想通貨入金する人が気をつけるべきセキュリティとリスク管理
仮想通貨入金対応の海外FX業者の安全な選び方
「ライセンス・運営歴・トレーダーの多さ」で選ぶことが大切です。
仮想通貨で入金できる海外FX業者は上記で紹介した4社はライセンスもしっかりしているし運営歴や評判や知名度からも信頼性が高いことが分かっています。
ただし仮想通貨で入金できるのは信頼ができる業者ばかりではありません。
マイナーな海外FX業者のなかにもBTCなど仮想通貨で入金できるところは複数存在しているんです。
でも、マイナーな業者だと保有しているライセンスもまたマイナーなもので信頼の根拠となりません。それにマイナーゆえにトレーダーが少なくて日本人トレーダーなんて1人もいないかもしれないくらいです。
もちろんマイナー業者だと日本語サポートに対応していませんし、仮に「対応」となっていても日本語のやり取りがスムーズにいかないくらい日本語レベルが低い人しか用意できていない可能性が大です。
そして上記で紹介した4社以外だと返金トラブルが起こるリスクもありますし、返金トラブルがなくてもセキュリティレベルが低いことでトレード資金が消滅する恐れもあります。
これは仮想通貨の販売所についても言えることですが、長期間にわたり安定したサービスを提供している業者は 信頼性が高い傾向にあります。その上で評判も参考にして過去にセキュリティ問題がないか確認しておくことも重要です。
やっておきたいセキュリティ対策2つ
- 2段階認証
- ハードウェアウォレットの利用(可能なら)
仮想通貨を使った入金でセキュリティを強化するなら「2段階認証」は必ず設定しておきたいです。また、可能な人は「ハードウェアウォレット」を利用するのもオススメです。
海外FXと仮想通貨販売所のどちらも2段階認証を使う
仮想通貨販売所やFX業者の多くはログインの際に必要な条件に2段階認証を設定できます。
2段階認証を有効にしておけば万が一にログインに必要なメールとパスワードの情報が漏れたとしてもあなた以外はログインを成功できなくなるので仮想通貨の安全性を大幅に向上させることが可能です。
ハードウェアウォレットの利用 (可能なら)
これは知識があり可能な人だけに推奨する対策ですが、ハードウェアウォレットを使って利用していない仮想通貨を保管することをオススメします。
ハードウェアウォレットはインターネットに接続されていない記憶媒体に保管する方法のためオンライン上のハッキングリスクを回避できる安全な保管方法です。セキュリティ性能はこれ以上のものはありません。
ただし、ご自身の性格からして「どこに保管したか忘れやすい人」や「ログイン情報などを忘れやすい人」はかえって紛失リスクが高くなため仮想通貨販売所に入れておくほうが無難です。
その際は、1つの仮想通貨販売所に入れるのではなく、バイナンス・コインチェック・GMOコインなどの複数の有名どころに分散して預けておくことをオススメします。
仮想通貨で入金できる海外FX業者 まとめ
仮想通貨で入金が可能な海外FX業者は数少なく、特に日本人向けに信頼できる業者は限られています。
今回紹介した「FXGT」「TitanFX」「Exness」「BigBoss」の4社はいずれも仮想通貨での入金が可能で日本語サポートにも対応しているので安心です。
さらに、「FXGT」「TitanFX」「Exness」「BigBoss」は初出金のタイミングまでは本人確認不要でトレードできる海外FX業者としても知られています。
「FXGT」はボーナスを重視するトレーダー向けで、BTCやETHなどの仮想通貨を利用できます。「TitanFX」は海外FX業界でも2社しかない「日本語による電話サポート」も提供しており、迅速な入金処理が強みです。
「Exness」はレバレッジやスプレッドにこだわるトレーダーに適しており、BinancePayなども利用可能です。そして「BigBoss」はボーナスが充実しており、日本人トレーダーにも人気があります。
仮想通貨での入出金は原則として入金手段と統一する必要がありますが、TitanFXだけは利益分の出金は銀行送金を使うこともできます。
4社に言えることは仮想通貨を使った入金は手数料が安くて入金処理が迅速である点が大きなメリットですが仮想通貨の激しい価格変動リスクやセキュリティリスクは常に意識しつつトレードを行う必要があります。
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