XMが日本の金融庁に登録されていないという話はわりと有名な話です。
なかには「デマだと思っていたのに本当に登録されていないんだ!」と驚かれる方もいるかと思います。
ただし、金融庁に登録されていないにもかからわずXMは日本人登録者数が1位の海外FX業者として今も人気です。
ちなみに日本も含めたXM全体の登録者数は2024年時点で1,000万人を超えています。
そこで今回は「なぜXMほどのメジャーな海外FX業者が金融庁に登録されていないのか?」や「金融庁に登録されていないから利用するのは危険じゃない?」の疑問に答えてみたよ。
知ってしまえば「なるほどね」ってカンタンに納得できる理由だったわよ。
なぜXMは金融庁に登録されていないのか?
XMが金融庁に登録をされていないのはXMが登録しないと判断しているからです。
そもそも金融庁に登録が必要な海外FX業者の基準として、日本国内に支店など会社を持っていることが前提です。
XMは日本に支店など一切持っていないため金融庁に登録する必要がないと判断しているわけです。
ちなみにですが、もしもXMが金融庁に登録しようとすれば必要な手順をとり金融庁の求める条件にマッチするように活動内容を調整をすればすんなり登録はできると思われます。
でもあえて金融庁に登録をしていません。後ほど登録しない理由についてもご紹介します。
XMは違法じゃないけど過去に金融庁から警告を受けたことがある
XMは違法なFX業者ではありませんが、過去に金融庁から警告を受けた事実があります。
警告を受けてると聞くと悪徳業者みたいなイメージが先行するけどそんな理由じゃないんだ。
実は同じ理由で他の優良な海外FX業者らも同じように警告を受けていたりするんだよ。
金融庁が公表している文書では「無登録営業でインターネットを通じて、店頭デリバティブ取引の勧誘を行っていたもの」と書かれています。
分かりやすく言うと「金融庁の認可を受けていないままで日本人を対象にしたFXの勧誘をしたから」よ。
国内FX業者を管轄している金融庁の立場としてはとりあえず海外業者に警告を出さなきゃいけなかったんだと思うわ。
XMはなぜ金融庁に登録をしないままなのか?2つの理由
XMが金融庁に登録をしないのは、以下の2つの理由により登録するメリットがないとXMが判断しているからです。
- 金融庁のルールに従うと最大レバレッジ1,000倍が25倍に激減する
- 金融庁のルールに従うとロスカットシステムが使えなくなる
日本に会社を置いていない海外FX業者にとっては金融庁に登録してもメリットは何一つないっていうのが本音みたいだね。
そもそも金融庁に登録をして認可を受ける必要があるのは「日本国内に支店など会社を設置しているFX会社」なのでXMからしたら関係のない話となります。
会社はアフリカのセーシェル共和国の「SC F20, 1st Floor, Eden Plaza, Eden Island, Seychelles」って場所に本社あって、サーバーはロンドンに設置されてるわよ。
もし登録すれば金融庁のルールに従わないといけなくなり手間が増えるだけで何もメリットがないので今後も登録する予定はないと推測できます。
むしろ登録することでデメリットが発生することとなり、例えばXMは最大1,000倍のレバレッジが使えますが金融庁に登録すると最大レバレッジは25倍と極端に低くなります。
おまけに、万が一にシステムエラーなどでロスカットが間に合わなかった時にはマイナス分をXMが払ってくれるゼロカットシステムというリスク回避の対策も金融庁に登録すると利用できなくなります。
レバレッジの大きさやゼロカットシステムは海外FX業者では当たり前のもので、業者によってはレバレッジ2,000倍などの業者もあるくらいですがそうした魅力を無くしてまで金融庁に登録するのはXMとしては得策ではないと判断しているんだと思われます。
確かに最大レバレッジ1,000倍と25倍では同じ利益を出そうとしたら用意しなきゃいけない自己資金がまるで違ってくるからレバレッジ差はバカにできないわよね。
XMのライセンスは日本の金融庁並に信頼できるものなのか?
XMは以下の2つのライセンスを保有しています。
- Tradexfin Limited(FSA(セーシェル金融庁ライセンス番号:SD010))
- Fintrade Limited(モーリシャス金融サービスライセンス番号:GB20025835)
とくにセーシェル金融庁のライセンスは取得難易度が高いことでも有名でこれ1つだけでも日本の金融庁ライセンスと同じかそれ以上だと言われていますが、取得だけが難しいわけではありません。
実は海外のこれらのライセンスを維持するには世界的な大手監査企業のチェックを受け続けることが義務付けられていて、ライセンスを保有している間は不正操作・不正経営ができないように厳しい監査のもとに運営をされています。
1つのライセンスでも厳しいことで知られる海外の金融ライセンスですがそれをXMは2つも保有しているので数ある海外FX業者のなかでもトップクラスの信頼性だと判断できます。
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XMは金融庁に登録されていないから危険なのか?
ここまでに紹介した内容からもXMは金融庁に登録されていないからと言って危険なFX会社ではないことがすでにお分かりいただけているかと思います。
日本に会社を置いていないから金融庁に登録する必要がないため登録していないという理由や、ライセンスを2つ持っていることから厳しい監査を2つも受け続けていることから世界的に見ても安全性の高いFX業者だと推測できます。
国内FX業者であれば金融庁に登録は必須なので未登録業者であれば危険だと判断できますが、管轄外の海外FX業者は金融庁に登録がないことが単純に危険な業者だと考えるのは早合点だと言えます。
XM以外の海外FX業者は金融庁に登録してない?
海外のFX業者で金融庁の登録をしている業者はほぼありません。
レバレッジも25倍と低くなるしロスカットシステムも使えなくなるからごく自然なことです。
金融庁は「無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください」とアナウンスをしていますが、それは海外業者のなかに詐欺行為をしているものが含まれているからです。
なので自分達がチェックする範囲外にあたる海外業者について注意喚起をしているわけです。
XMが金融庁に登録されていない理由! まとめ
XMは金融庁に登録をされていませんでしたが正しくは「XMが金融庁に登録を申請していない」からでした。
日本国内に会社を置いていないFX業者は金融庁に登録をする必要がないから申請をしていないに過ぎません。
海外FX業者のXMが金融庁に登録しない最大の理由は、海外と日本ではレバレッジ規制がまるで異なりXMで使える最大レバレッジ1,000倍が金融庁に登録すれば25倍にまで抑えられてしまうからです。
また、ロスカットシステムも日本では認められていないのであえて申請するメリットがないからです。
結論としては、XMは金融庁に登録してなくて、その理由は登録するとデメリットが増えるから!ってことね。
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