XMでトレードをする人のなかにはスワップだけで利益を上げることを目的としている人や、ポジションホールドのついでにスワップ狙いをする人などいろんなパターンがあります。
どのトレーダーにも言えることは「スワップ3倍デー」を抑えておくことです。
とくに短期日数でポジションを解消する人であればスワップ3倍デーにうまく該当しておけば数日でも大きくスワップで稼ぐこともできるのでバカにできません。
トレード資金が大きい人ならスワップポイントだけでガッツリ稼ぐ人もいるよね。
スキャルピングとデイトレはスワップ対象外になるけど、慌てて決済する必要がなけ場合にはスワップ3倍デー後に決済するべきよ。
XMのスワップ3倍デーの前にスワップポイントを知ろう!
「スワップポイント」とはカンタンに言うと、ポジションを翌日に持ち越す(ロールオーバー)際に発生する利息のことです。
この利息はもらえるケースと払う(自動的に取られる)ケースの2パターンあります。
プラススワップ・マイナススワップと呼ばれてて、プラスはもらえる場合でマイナスは払う(自動的に取られる)場合を意味しているわよ。
例えばこの記事を書いている時点では、ドル円でロングポジションを保有すればプラススワップに該当するので利息がもらえます。一方でドル円でショートポジションを保有しているとマイナススワップに該当するので利息を取られます。
この利息をもらえるか取られるかはXMなどのFX業者が勝手に決めているわけではなく、上記の例えなら「ドルと円の金利差」をもとに算出されています。
算出と言っても自分で計算する必要はなくて、XMの場合は公式サイト内で口座タイプごとにまとめられた通貨ペアの一覧表が公開されているのでどの通貨ペアでもカンタンにチェックができるよ。
XMのスワップ3倍デーの時期とトレーダーへの影響
XMのスワップ3倍デーはいつか?
XMのスワップ3倍デーは週に1回だけ「水曜日」です。
水曜日から木曜日に変わるタイミングでポジションを保有しているとスワップ3倍の対象になれます。
つまり、水曜の夜から木曜の朝にかけてスワップがプラスになる通貨ペアでポジションを持てばいいわけです。
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まあ、最初は細かい意味なんて知らなくても水曜日から木曜の朝までスワップを持ち越せばいいって覚えておけば十分だね。
ただし、注意が必要なのはスワップポイント(利息)がもらえて得しても、その得よりも大きなトレード損失が出れば意味がないってことよ。
XMのスワップ3倍デーがトーレーダに与える影響
スワップポイントがプラスかマイナスなのか?これによって大きく違ってきます。
ポジションがプラススワップの場合の影響
水曜日にポジションを持ち木曜日へと持ち越すと通常の3倍のスワップポイントを受け取ることができます。
これがスワップポイント狙いで得られる魅力です。
ポジションがマイナススワップの場合の影響
マイナススワップのポジションを持ってしまった場合には支払うスワップポイントも3倍になってしまいます。
よくあるのが、プラスポジションしか持つつもりがなかったのに両建てしたことでマイナススワップを抱えてしまうケースです。
XMでスワップ3倍デーを活かして稼ぐ方法
- 高金利の通貨ペアを選ぶ
- スワップ3倍デー後はすぐに決済
- ストップロス設定で損失リスクを抑える
高金利の通貨ペアを選ぶ
最近だとAUD/JPYやNZD/JPYが高金利のペアとして有名です。
このような高金利通貨を買い低金利通貨を売る通貨ペアを選ぶことが大きく稼ぐカギとなります。
ただし初心者トレーダーやリスクは抑えたいという場合にはオーソドックスなUSD/JPYなど動きを把握しやすい(予想しやすい)ペアを選ぶことをオススメするよ。
オーストラリアドル(AUD)とニュージーランドドル(NZD)はどちらも比較的高金利で、日本円(JPY)は低金利なためこれらのペアをロング(買い)で保有することでプラススワップが得られることが多い印象です。
ただしオーストラリアドル(AUD)とニュージーランドドル(NZD)のこれまでの動きを把握していない場合には少しでも自分が把握している他の通貨ペアを選ぶ方が無難です。
スワップ3倍デー後はすぐに決済して利益を確実なものにする
スワップ3倍デーを狙って短期間でポジションを保有し、スワップポイントを得た後、すぐに決済するのが効果的です。
これにより、相場変動のリスクを最小限に抑えることができます。
ストップロスを設定して万が一の損失に備えておく
トレードで損さえ出ていなければスワップポイント3倍デーで利益を出すことが可能ですが、それはあくまでもトレードで損が出ていないことが前提です。
どれだけ大きなスワップポイントが3倍デーで獲得できたとしてもトレードで大きな損失(含み損も)が出れば本末転倒です。
そこでトレードで失敗した時のためにストップロスの設定をしておけば安心してスワップポイントの利益を狙えます。
最悪の場合、スワップポイントが得られなくても微々たる損失でポジション決済できてしまえばその後に再チャレンジする機会はいくらでもありわよね。
一方で、スワップポイント狙いの途中で大きな損失が出ちゃうと後に得られるポイントくらいじゃカバーできないから辛いわよ。
XMのスワップ3倍デーで稼ぐ際の注意点
- 為替リスク
- スワップポイントの変動
- 両建てすると損しがち
為替リスクに注意
先ほども紹介しましたがいくらスワップポイントを獲得できてもそれを上回るトレード損失が出れば意味がありません。
為替変動のリスクには注意しながらスワップポイントを狙う必要があります。
なので自分があまり把握していない通貨を含んだ通貨ペアのポジションは持たないようにするなど為替リスクは常に意識しておく必要があります。
スワップポイントの変動
スワップポイントは一応はXMの公式サイト内で一覧が公開されていますがそれは決して固定のポイントではなく各国の中央銀行の金利政策や市場の流動性の影響を受けて変動しています。
なので定期的にスワップポイントを確認する必要がある必要があります。
ただしよほどの大きな為替変動でもない限り極端に変化することはないと個人的な体験から感じていますが高額を動かしている場合にはとくに注意しておく必要があります。
両建てをすると損をしがち
両建てをするとスワップポイントがプラス(もらえる)ものとスワップポイントがマイナス(利息を取られる)のものを両方持つことになるのでスワップポイント3倍が相殺されます。
厳密には同通貨ペアで同数の両方てをすればマイナスの方が大きいので損失となります。
マイナススワップもスワップ3倍デーの対象になるので注意してください。
XMのスワップ3倍デー まとめ
スワップ3倍デーに該当するためには水曜日から木曜日に変わるタイミングでポジションを保有しているとスワップ3倍の対象になることがわかりました。
そしてXMでスワップポイントを稼ぐにはスワップポイント3倍デーを活用すると効率良く稼ぎやすいことも分かりました。
ただし高金利通貨を選び、ポジションを長期間保有することが基本的な戦略となりますが高金利通貨はUSドルや日本円よりも馴染みがない人も多く先読みが難しいのが難点とも言えます。
また、両建てをする場合はスワップポイントのプラスとマイナスの両方を持つことになり、その場合は同数を両建てしていたとしてもマイナススワップの方が大きいので損が出やすいのも難点です。
スワップ3倍デーはプラスとマイナスのどちらも3倍になるのでマイナススワップになるポジションには注意が必要です。
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