XMはレバレッジが最大1,000倍と大きなことと日本人の登録者が最も多いことで人気の海外FXですが全てのトレードでレバレッジ1000倍が使えるわけではありません。
資金力のあるトレーダーや制限の対象となる銘柄をトレードする人は思いがけずレバレッジを制限される可能性があるよ。
今回はレバレッジ制限の対象になる８つの原因と解除方法を紹介したので参考にしてみてね。ここぞって時にレバレッジが激減しないようにぜひ知っておいてね。
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XMでレバレッジ規制の対象になる８つの原因
レバレッジ規制の対象になるものを可能性が高いものから並べてみました。
なかにはレバレッジがわずか50倍まで制限されるものもあるから注意してね。
- 有効証拠金が4万ドル超の場合
- CFDをトレーダーする場合
- ゼロ 口座を利用する場合
- レバ規制の通貨ペアをトレードする場合
- 仮想通貨をトレードする場合
- 仮想通貨のロット数が多い場合
- 事前にXMから通知が届いている場合
- XMからペナルティーを受けた場合
有効証拠金が4万ドル超の場合
XMでは証拠金の残高が４万ドルを超えると段階的に最大レバレッジが制限されるよ。１ドル１５０円の場合なら証拠金が６００万円未満の人には影響はないね。
| 最大レバレッジ | 証拠金の残高 |
| 1,000倍 | 4万ドル以下 |
| 500倍 | 4万ドル超～8万ドル以下 |
| 200倍 | ８万ドル超～20万ドル以下 |
| 100倍 | 20万ドル超 |
ここで重要なことは複数口座を持っていても1アカウントの証拠金（ボーナス含）で判断されるってことよ。それに含み益も計算に入るからハイレバでポジション持ってる時は証拠金に余裕を持たせておくのが基本対策と言えそうね。
含み益が増えて証拠金制限の金額に達するとXMからレバレッジ制限をした旨の通知が届くよ。制限かかる前にテイクプロフィットを設定して自動決済になるようにしておくのも一つの手だね。
もしもレバレッジ制限がかかったらその瞬間に証拠金維持率にも影響が出るから思わぬ強制ロスカットとなるリスクもあるわよ。
※テイクプロフィット設定はロスカット設定の反対で、設定した含み益になると自動で決済させる仕組みです。
CFDをトレードする場合
CFDの場合には最小22.2倍～最大400倍とレバレッジ制限の度合いはジャンルによって異なります。
| CFDの種類 | レバレッジ制限と対象CFD |
| 株式CFD（現物） | 100倍（JP225Cashは200倍・HK50Cashは66.7倍） |
| 先物CFD（先物） | 100倍（JP225/US100は200倍） |
| 貴金属CFD（現物） | 400倍 SILVER |
| 貴金属CFD（先物) | 22.2倍 (PALL/PLAT) |
| エネルギーCFD | 66.7倍（BRENT/OIL/OILMn） |
| コモディティーCFD | 33.3倍（GSOIL/NGAS） |
| 仮想通貨CFD | 1倍～500倍（通貨ペアやロット数で異なる） |
ゼロ 口座を利用する場合
| 口座の種類 | 最大レバレッジ |
| スタンダード・マイクロ・KIWAMI | 1,000倍 |
| ゼロ 口座 | 500倍 |
最大レバレッジが500倍もあれば十分って人ならレバレッジ以外の特徴で好みにある口座を自由に選べるってことね。
レバレッジ規制の通貨ペアをトレードする場合
通貨ペアで制限にかかるものは以下の一覧を見ても分かるようにかなり少ないよ。
| 通貨ペア | 最大レバレッジ |
| 400倍 | CHFの通貨ペア |
| 100倍 | USD/TRY |
| 50倍 |
|
TRY（トルコリラ）・CHF（スイスフラン）・RUB（ルーブル）・CNH（オフショア人民元）・DKK（デンマーク・クローネ）・HKD（香港ドル）・GBP（英ポンド）
仮想通貨をトレードする場合
| 通貨ペア | 最大レバレッジ |
|
500倍 |
|
250倍 |
| 上記以外の仮想通貨ペア | 50倍 |
仮想通貨のトレードは最大でも500倍しか使えないけど定番人気のBTC/USDとETH/USDは500倍が使えるから資金が少なめの人やリスクヘッジに資金を少なめでやりたい人もガッツリやれそうだね。
仮想通貨の場合は次に紹介するロット数の影響もあるので注意してね。
仮想通貨のロット数が多い場合
上記で紹介したように仮想通貨はペアによってそもそもレバレッジ数に制限がかかるけど、さらにロット数でも制限がかかるので注意してね。
| ロット数 | 最大レバレッジ |
| 0～40 | 500倍 |
| 40～120 | 250倍 |
| 120～200 | 50倍 |
| 200ロット以上 | 1倍 |
仮想通貨で最大500倍のレバレッジを使うなら「BTC/USD・BTG/USD・ETH/BTC・ ETH/USD」のいずれかで「40ロット以下」でトレードすれば大丈夫ね。
事前にXMから通知が届いている場合
これはXMに限って話ではありませんが、1年に1回ほどの頻度で事前に為替やCFDなど全市場に影響が出ると予想される出来事の前にレバレッジ制限をかけることがあります。例えばアメリカ大統領選挙などは最も影響を与えるものとされています。
もしそうしたタイミングでポジションを持っていればXMから決済を推奨するメールが届くことになっています。
レバレッジ制限は通常のレバレッジ数の50％から25％ほどに抑えられます。
2024年11月にはアメリカ大統領選挙があるからおそらく10月にはどの程度のレバレッジ制限がかかるか？など詳細メールが届きそうね。
XMからペナルティーを受けた場合
これもXMに限った話ではありませんが運営側にとって好ましくないトレードを繰り返しているとペナルティーの対象となりレバレッジ制限をされることがあります。
【XMが公式にアナウンスしている禁止事項】
とくにやりがちなのが「窓埋め狙い」「指標・要人発言前後のハイレバトレード」かなと思います。
それ以外はわりと悪質な感じがしますがこの２つは禁止事項を知らずにやってしまいがちな気がします。
本来なら即口座凍結となる内容ですがしつように繰り返す行為をしていなければ最初はペナルティーとなりそれでも改善しない場合に凍結となるようです。ただしXM側の判断次第なので日頃から気をつける必要があります。
レバレッジ制限で済んでいるうちにトレードスタイルを改善しないと最終的には口座凍結になるので注意してね。
XMでレバレッジ制限がかかった場合の解除方法
XMでは一度レバレッジ制限がかかると自動的に解除されることはありません。
レバレッジ制限を解除してもらうにはXMのサポートにメール連絡を入れる必要があります。
ペナルティー対象でなければサポートに声をかければすぐ制限解除してもらえるわよ。
XMでレバレッジ制限の対象になる８つの原因 まとめ
どんなトレーダーでもゼロ口座の利用や仮想通貨やCFDのトレードを行う場合は1,000倍のレバレッジは使えないのと、通貨ペアによってもレバレッジ制限がかかるのでドル円以外の通貨を利用する場合は先に上記の一覧またはXMの公式ページで確認することをオススメします。
また、仮想通貨のトレードはロット数によってもレバレッジ制限がかかるので注意が必要です。
それ以外は有効証拠金が4万ドル以下の人はペナルティーに該当する行為を繰り返さなければ特に問題はなさそうですが1年に1～2回ほど全トレーダーを対象にレバレッジ制限の事前案内が届くこともあるので大統領選挙などの大きなイベント前は特にメールチェックはマメに行うことをオススメします。
（感じたこと）
他の海外FX業者と比較してもやはり同じように口座残高やロット数による制限はあり、特別にXMが厳しいわけでもないと感じました。
なお、ライバルのBIG BOSSの場合には口座残高が300万円以上でレバレッジ制限がかかるためXMの方が2倍緩いことも分かりました。こういう緩さが日本人の登録者数が1位の理由かもしれないですね。
いずれにしても禁止行為とされるトレードを繰り返すようなことでもしない限りは上記で紹介したように制限にかかる条件は事前に公開されているのでトレードを開始した後に困るようなことはないと思います。
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