FX取引は高い利益が期待できる一方でトレードのやり方によってはリスクも大きくなり資金を失う可能性は当然あります。
ただし、「FXで人生終わった人」の多くは「追証」「強制ロスカットが間に合わない」が理由で借金に繋がっていることも分かっています。
そこで今回は借金に繋がるこの2つの原因をカンタンに避ける方法をご紹介します。
FXで人生が終わった人は「追証・強制ロスカットが間に合わなかった」が原因でした
国内のFX業者を使ってFXをやる場合、「損失額が証拠金を上回った時点でFX業者から追加で資金を求められます」この追加請求を追証(おいしょう)と言います。
通常、国内FXの場合は証拠金維持率が50%~100%以下の間で追証発生となります。
この追証は必ず払わなければいけないお金なので手持ちのお金が足りない人は借金してでも払わないといけません。これが借金の原因となり、生活費までトレードに注ぎ込んでいた人は借金して追証を払うことになります。なので金額が大きければ人生終わるわけです。
次に「強制ロスカット」が関係しています。まず強制ロスカットとは一定以上の含み損になったら強制的にトレードを決済する仕組みです。
このおかげでトレード残高を1割~2割(FX業者により異なる)残して強制終了してくれることになりますが、まれに強制ロスカットが間に合わないことがあります。
FXで最も恐ろしいものがこの「強制ロスカットが間に合わなかった時」なんです。
強制ロスカットが間に合わない時は資金残高が大きなマイナス残高になることがありますが、そのマイナス額は請求されるので支払い義務があります。
つまり想像もしてなかった大きな支払い義務のせいで大きな借金を抱えることになるわけです。
国内FX業者を利用しているとこのマイナス残高についても請求をされてしいます。これが予想外の大きな請求となり「FXで人生終わった」とか「FXで借金ができた」と言われる原因となっています。
ただし、海外FXには「追証もなければ強制ロスカットが間に合わずにできたマイナス額を請求されることもないので安心です。
海外FXを使えば「FXで借金ができて人生終わる人」にはならない
海外FXには「追証」がないし、マイナス残高になってもリセットされるゼロカットシステムが発動してくれるので借金ができる心配はないよ。参考 ⇛ 海外FXでおすすめの業者を厳選紹介
FXで人生終わった人にならないために「追証システム」を理解しよう
海外FXしか使う予定がない人はここからは読み飛ばしても大丈夫よ。将来、国内FXをやるかもしれない人はここはしっかり読んでおいてね。
追証システム理解に欠かせない4つのポイント
- 追証が発生する条件
- 追証が借金につながる仕組み
- 追証による借金の発生例
- 追証が発生したらどうしたらいい?
追証について何も知らないままトレードし始める人も多いけど、高額資金でハイレバレッジを使う人なら追証を知らないとヤバいよ。
数万円の資金からスタートする慎重な人ならトレードしながら追証を理解しても「FXで人生終わった人」にはならないけど、最初に追証を知っておくと安心できるよ。
追証が発生する条件(海外FXを使う人は追証発生なし)
- 取引中の証拠金維持率が一定水準(通常50~100%以下)を下回ると発生
- 相場が急変してロスカットが間に合わなかった場合に想定を超える大きな損失が発生
ただし、どちらも国内FXの場合です。
海外FX業者を使ってトレードをすればどちらの心配もありません。
なので当サイトとしては国内FXをやるよりも海外FXでトレードするほうが安心だと判断しています。
追証が借金に繋がる仕組み(海外FXを使う人は借金は発生なし)
追証を支払えない場合はどこかでお金を借りてでも支払いをしなくてはいけません。
つまり、追証をすぐに払うお金がない人は借金をしてでも払わないといけないということです。これがFXで借金が発生する仕組みです。
ちなみに追証が発生する時の主な原因は以下のようなものが考えられます。
- 急激な相場変動(予想外のニュースや米大統領の発言で為替が予想外の急変)
- 国内FXを利用中に強制ロスカットが間に合わない事態が発生し大きなマイナス残高が発生
いずれの場合も国内FXを使う人に発生する原因です。海外FXさえ利用してればこんな心配はありません。
追証による借金の発生例
10万円の証拠金で取引を行い、急激な円高により20万円の損失が発生した場合、証拠金では補えない10万円について追証が求められます。支払えない場合は借金してでも払う必要があります。
追証が発生したらどうしたらいい?
- なんとしてもですぐに追証を払う
- 国内FX業者をやめて海外FX業者に変更する
1. なんとしてもですぐに追証を払う
追証が発生した場合は、速やかに支払いを行うことで法的措置をとられることを避けましょう。
借り入れをしてでもとにかく追証分を払ってしまえばそれで完了です。
2. 国内FX業者をやめて海外FX業者に変更する
国内FXを使っているから追証が発生します。海外FXなら追証が発生せず投資額が0円になって終わるだけなので安心です。
FXで借金ができて人生が終わるのを避けるための基礎知識
今さらかもしれませんが、どのジャンルの世界でもプロほど基礎を大事にします。
知っている人も多いとは思いますがここで今一度、FXで借金をつくらないための基礎知識をまとめておきました。
- 追証がなく借金リスクのない海外FXを使う
- レバレッジのかけ過ぎずに注意する
- 損切り(ストップロス)を必ず設定する
- 強制ロスカットの理解と準備
- 生活資金を使わないこと
- メンタル管理と冷静な判断の重要性
追証がなく借金リスクのない海外FXを使う
追証がないFX会社を使えば借金ができる心配はありません。そのためには海外FXを使えばいいだけです。
海外FXなら追証がないばかりかゼロカットシステムのおかげでロスカットが間に合わずにマイナス残高になった時の請求もされないので国内FXより安心してトレードができます。
レバレッジのかけ過ぎずに注意する
海外FXだと国内FXよりも桁違いに大きなレバレッジが使え、例えば1,000倍や2,000倍といったレバレッジを使うことができます。
ただしレバレッジは大きくかけ過ぎると為替が変動した際に利益も損失もどちらにも大きく動くようになるので損側に動いた時は証拠金維持率をキープすることが難しくなります。
仮に最大1,000倍のレバレッジが使えるFX会社でもリスク管理に慣れるまでは100倍くらいでトレードすることをおすすめします。
レバレッジのコントロール方法
以下の数字は私の体験をもとに決定してあります。
- 初心者は低レバレッジ(100倍まで)でスタートし、経験を積んでから徐々に倍率を上げる。
- 証拠金維持率を300%以上に維持することで、強制ロスカットを避ける。
- 必要以上のレバレッジをかけず、計画的な資金管理を徹底する。
レバレッジは100倍くらいまでなら証拠金維持率は驚くほど激変することはありません。なので最初は100倍でスタートして慣れたら300倍、500倍、1000倍と好みのところまで上げていくのがおすすめです。
証拠金維持率については海外FXはロスカット水準(強制決済)が0%~20%とFX業者により異なりますが大きくても20%ほどです。( ロスカット水準0%のFX会社を紹介した別記事)
レバレッジ100倍でやるなら証拠金維持率が300%以上でいることを意識することでかなり安全にトレードを行えると思います。
私の場合はレバレッジ400倍でトレードすることが多いです。この場合は証拠金維持率400%を維持できる範囲内で注文をしています。
複数のポジションを持っても証拠金維持率400%を維持できるようにするわけです。
途中でいずれかのポジションを利確してポジション解消すれば証拠金維持率は増えることになります。
ポジション解消した分の資金と利益が戻ることで証拠金維持率は400%が700%などに上がります。当然、残りのポジションはロスカットされるリスクが下がることになります。
損切り(ストップロス)を必ず設定する
ストップロスは設定しなくてもトレードはできるので設定しない人も多いと思います。
ただし、例えば日銀介入が入ればわずか1分ほどでドル円が3円ほど変わることもあります。
日銀介入の他にもいろんな為替激変の原因はありますが、事前に「介入する」とアナウンスされている日銀介入でさえも、それが今日か来週かまでは分かりませんし、介入の1秒前まで気配もないので気づけません。
そんな時、ロスカット設定をしれおけば設定額(設定しておいた含み損額)になった瞬間に自動的に決済して痛手が少ないままトレードから離脱できます。
このロスカット設定を毎回のポジションごとに設定しておくことで、目を離した瞬間の大損や日銀介入や米大統領の発言による為替激変での大損を避けることができるので当サイトとしては設定をおすすめします。
損切り設定は手間ですがこれを怠ると相場急変によるロスカットで投入資金をごっそり失うことになりかねません。それまでの年間利益や投資元金が溶けるとまさに「FXで人生終わった人」になってしまいますよ。
FXで人生終わった人にならないための損切りの設定のコツ
- 許容リスクを3%以内に設定して大きな損失を防ぐ。(初心者向け)
- トレーリングストップを利用し損切りラインを自動調整させる。(初心者には難)
- サポートラインやレジスタンスラインを活用して損切りラインを決める(初心者には難)
損切り設定には複数の遣り方がありますが、私の場合は単純明快に「良しとできる損失額」で決めてます。3%より多い時もありますが他の人に推奨するなら3%が目安かなと感じてます。
こればかりはその人のトレード予算やどのくらいのリターンを求めるかによっても変わるので必ず3%なんて言うつもりはありません。
なお、海外FXで日本人登録者数1位のXMトレーディングならスマホのトレードアプリでカンタンに損切り設定ができるので初心者でも安心です。注文後にロスカットもテイクプロフィットもすぐ設定できます。
※テイクプロフィット=利益確定させる金額
強制ロスカットの理解と準備
強制ロスカットは、証拠金が一定の水準を下回ると発動して大きな損失を未然に防ぐためのシステムです。
利用するFX業者によって0%か20%で違いがあります。トレード中にロスカットされると損失が確定してしまいますが、ロスカット前に追加入金をすれば証拠金維持率を上げることができます。
つまり、追加入金でロスカットを防げばその後に為替が逆に動き損がなくなるか含み利に変わるまで持ちこたえることができるようになるわけです。
もちろん、すぐに為替が逆に動くとは限らないので追加入金が正しい決断とは言い切れませんが、個人的にはかなりの割合で追加入金が功を奏しています。
強制ロスカットを避ける方法
- 証拠金維持率を400%以上に保ち、ロスカットの発動を防ぐ。
- ポジションを小さく抑えることで、証拠金の消耗を抑える。
- ロスカットの基準を理解し、急な相場変動にも対応できるよう備える。
400%は私の好みであって人によっては200%で十分という人もいます。維持率の数字が大きいほど安全です。
とりわけ、証拠金維持率がどれほどあれば良いか全く分からない人は400%を目安にしておくとかなり無難だと思います。
生活資金を使わないこと
FXに回す資金を生活費から回す人も少なくはないと思いますが当サイトとしては絶対におすすめしません。
生活費とトレード資金を分けることは初心者から上級者まで共通した注意点です。
資金管理のポイント
- 余剰資金のみで取引を行いどれだけ損失が出ても生活に影響が出ないようにする
- 取引前に万が一の損失額がどれだけの金額までならOKか決めておく
- 資金が大幅減したら完全に判断を間違っている証拠なのでその日はトレードを離れる
メンタル管理と冷静な判断の重要性
FXは感情に左右されると損失が膨らむ危険性があります。
調子良く利益が増えている時は問題ありませんが、どのポジションも含み損ばかり発生するような時は次の判断も間違える可能性が極めて高いのでトレードをいったん終了させ、冷静になってからトレードに戻るべきです。
とくに、追加入金を何度しても利益に戻ってこない時は後戻りできないような気になりますが、悪い状況ほど腹をくくって冷静になる必要があります。
メンタル管理の方法
- 連続で損失が出た場合は一度休む。冷静さを取り戻してから取引を再開する。
- 勝敗にこだわらず、長期的な視点でトレードを考える。
- 必要に応じて取引日誌を付け、感情の波や取引傾向を分析する。
FXで人生終わった人に共通する原因と今すぐできる回避方法 まとめ
FX取引で人生が破綻する主な理由は「追証」と「強制ロスカット」だと分かりました。
国内のFX業者では、証拠金が損失額を上回った場合に追加入金を求められる追証が発生し、これが支払えない場合は借り入れしてでも払う必要があります。これが借金の原因となっています。
また、含み損が一定以上になると自動的にトレードを終了させる「強制ロスカット」という仕組みは本来は大きな損失を防ぐ目的で用意されていますが、ごくまれに間に合わず、想定以上の損失を負うことがあります。
この場合、資金残高が大きくマイナスになり、その額を支払う義務が生じるため、予想外の大きな負債を抱え、結果的に多額の借金を背負う可能性があります。
ただし、海外FX業者を使っていれば追証による借金やロスカットが間に合わずに借金ができる心配がないので安心です。
国内FXでも海外FXのゼロカットシステムが導入されれば人生が終わる人も激減する気がしますがおそらく今後も海外FXでしか「ゼロカットシステム・追証なし」は存在しないと思われます。
つまり、海外FXさえ使っていればFXで人生が終わった人になるのは難しいという結論になります。
最後にゼロカットシステムについて補足しておくと、海外FXはゼロカットシステムのおかげで原則としてマイナス残高はリセットされるので安心ですが、100%絶対にリセットされるという保証まではないよ。
万が一のさらに万が一の場合は請求があるかもしれないけど、私の周囲ではゼロカットシステムが不作動で請求された話は聞いたことがないのが実情だよ。
もし請求されても国内FXと同じになるだけだから海外FXを使って損はないって感じだよね。
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