XMは銀行送金で出金できますが事前に知っておかないと困ることがいくつかあります。
例えば、複数の入金手段を使った場合には「出金手段の優先順位」というルールの影響を受けることや、出金に利用する銀行によって手数料が異なる点です。
そこで今回はXMから銀行送金で出金する手順と合わせて注意点もまとめてみました。
(セリフ)海外FXが初めての人や面倒なルールを覚えるのが嫌いな人は入出金を銀行送金だけでやるとカンタンだよ。
XMから銀行送金で出金できる限度額・手数料・反映時間
例えば1億円などの超高額でもすんなりと出金できるため本業トレーダーも多く利用しています。
1回あたりの出金限度額 | 1万円~上限額なし |
1ヶ月あたりの出金限度額(最高) | 上限額なし |
入金手数料 | XMでは無料※ |
口座への反映時間 | 2~5営業日(銀行による) |
※1回の出金額が40万円未満の場合は銀行で「決済代行手数料2,500円」を取られます。
XMで得た利益は銀行送金でしか出金できない(原則)
最初に知っておいていただきたいのはXMはトレードで得られた利益額は銀行送金で出金する必要があるということです。
クレカやSTICPAYや仮想通貨など多くの決済手段がありますがそれらをトレードに利用して得られた利益は必ず銀行送金を使って出金しないといけません。
(例)クレカで10万円入金して5万円儲けた人が全額出金するには?
- クレカ出金で10万円
- 利益5万円は銀行送金
2種類を利用して出金します。
※ちなみにクレカは通常は入金専用手段ですがXMでは入金額をキャンセルする処理がされてお金が戻る流れとなります。なお、キャンセル処理はカード会社が勝手にやってくれるのでトレーダーはXMで出金申請するだけです。
もしあなたが銀行送金を入金に利用していれば入金額も利益も全額まとめて1回の銀行送金で出金できるので非常にラクです。
(例外)XMで得た利益は銀行送金以外で出金できることもある
明確に公表されてはいませんが、利益分の出金に銀行送金の他の決済手段が使えることもあるようです。私は体験したことがありませんが恐らくはXM側か銀行システムの都合など特別な事情がある場合に限って許されていることだと思われます。
もしも出金時に銀行が使えず困ったらダメもとですぐに相談してみてください。配慮してもらえる可能性はありますよ。
XMの出金は銀行送金より優先される出金順位がある
XMで複数の入金手段を使った場合、その後の出金手段には利用すべき優先順位が影響します。
優先順位
- クレカ・デビットカード・Vプリカ等
- Eウォレット(STICPAY・bitwallet・BXONE)
- 銀行送金
例えば、クレカで10万円入金した後に5万円の利益が出たとします。
ここで注意が必要なのは最初に出金できるのはクレカ入金の10万円で、その後に利益5万円は銀行送金で出金するという順番です。クレカ分を出金し終えないと利益を出金できないわけです。
もっと複雑な例を紹介しますと・・・
クレカ10万円入金・STICPAY入金5万円・銀行送金1万円で利益20万円だったとします。この利益20万円を出金する手順は以下のようになります。
- (手順1)クレカで出金10万円
- (手順2)STICPAYで出金5万円
- (手順3)銀行送金で21万円(入金1万円と利益20万円)
ただし、自分が入金した内容を忘れてしまい、確認もできなくなった場合には「銀行送金」で出金申請をするとXMが正しい順番にして出金処理を進めてくれます。
また、以下のメールアドレスでサポートに問い合わせすれば入金手段の順番や金額を確認することも可能です。
support★xmtrading.com(⇐記載する都合上、@を★に変えてます)
このように出金できなくて困る心配はありませんが、順番を無視して銀行送金で出金申請をすると出金処理に少し時間がかかるので「入金内容を把握しておく」または「入出金ともに銀行を使う」などシンプルにしておくことが理想的です。
XMの銀行送金による出金は国内送金の扱いだからオトク
XMは海外FXですがそのXMから銀行送金で出金する時の処理は国内間取引の扱いとなりオトクです。
ただし銀行出金する際には、1回の出金額が40万円未満の場合は銀行側に「決済代行手数料2,500円」を取られます。これは仕方がないので事前に覚えておく必要があります。
口座に着金するまでの日数も短いですし銀行で取られる手数料も海外送金のような高額な手数料がかかないので非常にオトクです。
これはXMが日本人トレーダーのことを重要視してくれている証とも言えます。
ただし、銀行送金で出金するには国内銀行のなかでも使える銀行と使えない銀行があるのでご紹介しておきます。
XMの銀行送金による出金に対応している国内銀行名
XMの出金ページに入り最初に銀行名を選ぶ項目があるのでそちらに名前がある銀行を利用することで銀行送金で出金できます。
手続きの途中に「SWIFTコード」を入力する箇所がありますが、銀行ごとに異なるアルファベット8桁のコードのことです。「◯◯銀行 スイフトコード」と検索すればすぐ見つかります。例えば以下を参照ください。
- 三菱UFJ銀行 BOTKJPJT
- 三井住友銀行SMBCJPJT
- りそな銀行DIWAJPJT
- 楽天銀行RAKTJPJT
- 住信SBIネット銀行NTSSJPJT
- auじぶん銀行JICRJPJT
- イオン銀行AEONJPJT
- 横浜銀行HAMAJPJT などなど
XMから銀行送金で出金する時には銀行手数料が発生(銀行による)
XMから銀行送金で出金をする時に「XMの手数料は無料」となっていますがそれはXMの話であって出金に利用する銀行からは手数料を取られます。これは仕方がありません。
ここで注意が必要なのは「銀行ごとに手数料が異なる」です。手数料が高い銀行もあれば安い銀行もあるというわけです。
年に1~2回の出金回数でしたらそれほど気にすることもないかと思いますが頻繁に出金される方は手数料が安い銀行を選ばないともったいないです。
XMから銀行送金で出金する手順
1,XMにログインする
2,「出金」か「資金の出金」のどちらかクリック
3, 出金方法から「Local Bank Transfer」を選ぶ(「出金」ボタンをクリック)
4,名前や銀行情報さいごに金額を入力する
※以前は銀行名をローマ字で入力する手間がありましたが現在は選択するだけでよくなったのでかなりラクになりました。
もしも上記にない銀行住所など入力項目があればそちらも入力をしてください。たまにサイトリニューアルをして微少変更があります。
5,最後に「リクエスト送信」のボタンをクリックする。
6,申請が成功したら着金まで2~5営業日待ちます。
出金申請が無事に受付られたことを通知するメールも届いているので確認しておいてください。
なお、XM側の処理が申請日にすぐ終わっても出金先に選んだ銀行の忙しさによって2営業~5営業日の違いが出てきます。
※銀行出金する際には、1回の出金額が40万円未満の場合は銀行側に「決済代行手数料2,500円」を取られます。これは仕方がないので事前に覚えておく必要があります。
XMで銀行送金による出金ができない原因
- 最低出金額の10,000円未満を出金しようとしている
- 銀行のSWIFTコードや支店番号や名称を間違えている
- 銀行口座が自分の名義と異なるものを入力した
- 結婚などにより入金時と出金時で名字が違っている
- XM側の事情で銀行以外の手段で実は出金処理されている(入金手段の残高を確認)
ほとんどの場合は、入力内容を再確認すれば意外とカンタンに対処ができますし、仮に名字が変わっている場合でもサポートに事情を説明すれば対処してもらえます。
意外と気づけないのが何らかの事情で銀行送金ではない他の手段で出金が完了しているケースがまれにあります。XM側の判断で行われるため通知が来ていないとカンタンには気づけません。
そこで最後の確認事項として入金に使っていた決済手段の残高に出金額が入っていないかチェックをしてみてください。
出金申請をしてから7日以上(7営業日)を待っても出金や通知がない場合もサポートに声をかけてみましょう。そもそもシステムのエラーによって出金申請がされていないことも考えられます。
XMから銀行送金で出金する方法 まとめ
- 入金手段に関わらずトレード利益は銀行送金でしか出金できない
- 銀行送金で入金した人は銀行送金でしか出金できない
- 他手段でも入金した人は優先順位に基づいた決済手段で出金する
- 1回40万円以下の出金だと銀行で2,500円の手数料がかかる
- 1回40万円超の出金だと2,500円の手数料はXMが負担してくれる
- 出金に利用できる銀行は出金ページの選択項目から選ぶ(数は多い)
はじめてXMを利用する人には利益は銀行送金でないと出せないことや、複数の入金手段を使った人はクレカ・Eウォレット・銀行送金の順番に利用すべき出金手段に優先順位があることに驚かれたと思います。
私も最初は「なんて面倒なんだ」と思いましたが慣れてしまうとなんてことはありませんでした。
個人的には複数の決済手段を使い分けたりチェックすることが面倒なので今は主に入金も出金も銀行送金を利用して1本化させています。これでずいぶんとラクになりました。
これからXMに初入金をされる方は最初は銀行送金で入金をしておくと出金もカンタンに行えるのでおすすめかなと思います。
間違っても最初にクレカやEウォレットや銀行送金など複数の入金手段をごちゃ混ぜに使わない方がいいですよ。
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