海外FXの入出金に使えるビットウォレット(bitwallet)に登録する方法を実際に私が登録した時の画像を使いながら解説してみました。
(はじめに)ビットウォレットは海外FXだとXMとBIG BOSSだけが対応しています。
まずはビットウォレットがどんなサービスかざっくり簡単に紹介しておくね。
ビットウォレット(bitwallet)とは?
- クレジットカードまたは銀行送金でチャージができるEウォレット
- 海外FX会社(XMとBIG BOSS)で入出金の手段として使えます
ビットウォレット(bitwallet)の運営会社情報
運営会社 | bitwallet pte ltd |
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公式サイト | bitwallet.com/ja/ |
ライセンス | IRAS(Inland Revenue Authority of Singapore) |
ビットウォレット(bitwallet)の入出金(チャージ)方法と対応通貨
入金方法(チャージ方法) |
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出金方法(現金化) | 国内銀行送金・海外銀行送金 |
対応通貨 | JPY,USD,EUR,AUD |
残念ながらビットコインとかの仮想通貨は使えないのね。
仮想通貨を使ってチャージしたい人はBXONE(ビーエックスワン)がオススメだよ。XMでもBIG BOSSでも使えるよ。
ビットウォレットを海外FXで使うメリットは3つ
- 送金スピードが早い
- 入出金が確実に行える
- 海外FX会社からの出金額を保管しておける
1,現在、ほぼ全ての海外FX会社が国内銀行送金の扱いで入出金できるようになっているので手数料も安くビットウォレットを利用するメリットがないと思われるかもしれませんが利用する最大のメリットはスピードです。
例えば銀行から海外FX会社に入金すると平日で最短30分~1時間ほど時間がかかりますが、ビットウォレット(事前にチャージ済)で入金すると即反映されます。
今すぐトレードに参加したい時には即入金されないと話にならないからありがたいね。
2,次に「確実に入出金できる」というメリットがあります。
XMなどクレカで入金できる海外FXでもいざ入金をやってみるとカード会社が海外への支払いを嫌ってエラーにすることがあります。(不正利用と勘違いしてエラー処理するため)
そこでビットウォレットをクレカでチャージしておけば事前にチャージしておくことができるのでいざという時にも海外FX会社に即入金を成功させられるというわけです。
3,XMなど海外FX会社に銀行送金やクレカで入金をすると出金時にそのつど日本国内の銀行口座に出金されるので再びトレード資金に使う時に面倒です。おまけに手数料も沢山かかります。
でもビットウォレットを使って入金をしておけば出金時にはビットウォレット口座で保管できるのでいちいち日本円で銀行口座に入ることがなくその後のトレード資金としての使い回しもしやすく便利です。
ビットウォレット登録前に知っておきたい注意点
- XMの場合は利益額を銀行送金で出金しないといけない
- 登録後は証明書を出してランクをベーシック以上にすること
- パーソナルに登録した場合は出金上限額に注意
XMの場合は利益額を銀行送金で出金しないといけない
XMの場合には、ビットウォレットで入金をした人は、入金額はビットウォレットで出金できますが利益額は銀行送金を使って出金する必要があります。(そういうルールです)
この出金ルールを分かっていれば、銀行送金で入金した方がよいか?それともビットウォレットで入金してもいいか?自分好みの判断ができるますね。
登録後は証明書を出してランクをベーシック以上にすること
※登録後に証明書を出してランクを「トライアル → ベーシック以上」に上げないと、出金できませんし仮想通貨も利用できません。
【ランクごとの違い(注意点も)】
- トライアル(ログインできるだけ)
- ベーシック(入出金できるようになる)
- プロ(出金手数料が25%オフ)
- アンリミテッド(出金手数料が50%オフ)
- クレカ入金の限度額(ベーシック 月25,000USドル)
- クレカ入金の限度額(プロ 月50,000USドル)
- クレカ入金の限度額(アンリミテッド 無制限)
銀行送金による入金・出金の限度額は全ランクともに無制限です。
パーソナルに登録した場合は出金上限額に注意
登録時にパーソナルと法人と選択しますが、パーソナルで登録をした人は出金上限金額が1回5,000USドル(75万円)、1日あたりは20,000USドル(300万円)と定められています。
ほとんどの人はパーソナルで登録するはずだから1回と1日のそれぞれの出金限度額(75万円・300万円)はそれほど問題はなさそうね。
ビットウォレット(bitwallet)に登録する手順
1,bitwalletの公式サイトに入ります。
公式サイトの上に新規登録のボタンがあるのでクリックします。(色が薄くて見づらい場合があります)
2,「新規ウォレット開設」をクリックします。
3,次は国の選択やメールやパスワードの入力です。
- メールはGメールでもOKでした。
- パスワードは「英小文字6字+数字4字」でOKでした。
「次へ進む」をクリックします。
すると、今一度確認を求められました。
4,ロボットじゃありませんってところにチェックを入れたら「登録する」をクリックします。
5, 以下の表示が出たらメールをチェックしてメール内にあるURLをクリックします。
6,URLをクリックすると以下のように長い入力画面が出てきます。
面倒そうに見えますが、いざ入力してみると選択項目が多くてすぐに終わりましたよ。
入力画面に解説があるので見ながら入力・選択していけば簡単です。
唯一の注意点は最後のあたりの「各種規約の確認」です。
1~4で順番をつけてる通りに、1をクリックして開いてから2の同意をクリックするように順番通りやってもらえたらすんなり対応できますよ。
7,最後に確認ページが出るので内容がOKでしたら「登録完了」をクリックします。
8,これで口座解説の作業は完了となります。
続けて入金前に必要な「本人確認(人と住所)」とクレカ利用の人は入金前に対応しないといけない「カード情報の登録」を解説しておくよ。以下の「ビットウォレットの入金準備」を見てね。
ビットウォレットの入金準備
- 本人確認に対応
- クレジットカードの登録
ビットウォレットの入金はクレカと銀行送金を選べますが、いずれの場合も初回入金をする前に身分証明書の画像を提出する「本人確認」に対応する必要があります。
クレジットカード入金をされる方はカードの情報登録も必要です。
1,ビットウォレットの本人確認に対応する手順
1,ビットウォレットにログインしたら「ご登録情報・設定」に入ります。
2,ウォレット情報ページが開いたら「アカウント情報」を選び最下部の「各種証明書」まで進みます。
3,ここで「本人確認」と「現住所確認資料」の2つを提出します。
実は、本人確認の対応は「人」と「住所」がそれぞれ実在するか確認する目的らしくて2つ対応する必要があるんだよ。
本人確認その1 人物の確認に対応する手順
3,「資料を提出」をクリックします。(2つも手順は同じです)
※現住所確認資料は先に提出していたのですでに「承認済み」の表示になっていました。
まずは「本人確認」の提出をやってみるわよ。
4,「本人確認」の”資料を提出”をクリックします。
【利用できる書類の条件】
- 本人確認資料は運転免許証・マイナンバーカード・パスポート
- 有効期限が1ヶ月超あること
5,「その他」を選んだら「同意して続行」をクリックします。
6,今回は運転免許証を選びました。選ぶと表示が増えるのでスマホの場合は「次へ」をクリックし、PCの方は「お使いの携帯電話で資料を撮影する」をクリックします。
実はここまではPCで進めていたんだけど、上画像で「同意して続行」をクリックしたらここからはスマホでやらないといけないことが分かったわ。表示されるQRコードかURLをスマホで読みとれば続行できるわよ。
7,PC画面に表示されたQRコードを読み取ったらスマホにさきほどの画面が表示されました。
もう一度「運転免許証」を選び、今度は「次へ」をクリックしました。
8,後は画面の指示に従い免許証の表と裏をそれぞれ撮影します。
9,表と裏の撮影が終わると「本人確認資料を受け付けました」と表示されました。
10,次は顔写真の撮影です。
指示に従い、顔をグルリと回して撮影しました。
11,次に進みます。
12,「次へ」をクリックします。
13,最後に30秒ほど待つと「検証が完了しました」になりました。
14,PC画面に戻ると「受付済み」となっていました。
後は「承認済み」となるのを待つだけです。
次は住所の本人確認に進みます。
本人確認その2 住所確認
やり方は先程の人物の確認と同じ!ただし住所確認はスマホを使わなくてもPCで書類画像を提出できたのでずっとカンタンだったよ。
【利用できる書類の条件】
- アカウント開設者と同じ氏名と住所
- 発行元の記載があること
- 発行日から6か月以内(日本以外にお住いの方は3か月以内)
【使える書類 いずれか1つでOK】
- 公共料金の請求書・領収証
- 各種銀行やクレジットカード会社の利用明細書・請求書
- 印鑑登録証明書
- 納税証明書
- 住民票の写し (コンビニ発行の場合は表裏をスキャンしたファイルを提出/数枚の場合は1つのファイルにまとめて提出)
PCで提出する場合は上記書類を事前にスマホ撮影し、その画像をPCに送っておくとラクです。
というわけで住所書類の提出手順は省いておくわね。
2,クレカの初入金前にカード情報を登録する
メニューから「カードによるご入金」を選択します。
既に登録が完了していればこのまま入金額を決めて処理を進めることができますが、初回は利用するクレジットカード情報の登録が必要となります。
とくに難しいところはなくて、カードの番号と有効期限、それにカードに記載されてる名前や電話番号など画面中にある例を見ながら入力すれば完了します。
次は入力した内容の確認となります。OKでしたら「登録完了」をクリックします。
「登録完了」をクリックして完了の表示が出たら「承認手続き」のボタンをクリックします。
私はPCで操作していたのでここで指示に従ってスマホ撮影できるように「携帯電話で資料を撮影する」をクリックします。
表示されたQRコードを撮影し、ビットウォレットを開いたら指示に従ってカード撮影と提出をします。
※システム上適切な処理がされるので自分でカード番号の一部を隠したり、CVV(3桁の数字)を隠す必要はりません。むしろ隠すとエラーになると思われます。
カードの表と裏をそれぞれ撮影して提出したら、その後はさっきと同じで顔を自撮りしながらぐるっと顔を回す撮影があったよ。
後は承認されるのを待ち、OKになればクレジットカードでビットウォレットをチャージできるようになります。
問題なければ、これでクレジットカードが利用ができるようになるわね。
※クレカ入金の利用上限額は最初は300ドル程度ですが本人確認の申請を終えることで上限額を高めることができます。それと同時に入金処理の成功率も高くなるそうです。
ビットウォレットで2段階認証を利用する際に使うアプリ
以下のいずれか1つのアプリを使えばログイン時の2段階認証で使えます。
ちなみにビットウォレットに登録したばかりの時点では2段階認証は設定されていません。
■iOS(iPhone/iPad)用のアプリケーション
・Google Authenticator
・IIJ SmartKey
・Authy
■Android用のアプリケーション
・Google認証システム
・IIJ SmartKey
・Authy 2-Factor Authentication
・(Wear対応) Auth2 – 2段階認証アプリ
ビットウォレットの口座の開設方法 まとめ
- 無料ですぐに口座開設できた
- 海外FXで使えるのはXMとBIG BOSSの2社のみ
- 入金はクレカと銀行送金が使える
- 仮想通貨は使えない
- 出金は銀行送金のみ
- 口座開設後に本人確認を終えないと入出金できない
- ランクを上げると手数料が大幅に安くなる
- 送金限度額は1回75万円で1ヶ月だと300万円
- 本人確認は人と住所の2つを確認する
- クレカで初入金(チャージ)する前にカード情報の登録が必要
ビットウォレットの口座を開設し本人確認を人と住所の両方対応してみましたが思っていたよりもカンタンに終えることができました。
ビットウォレットは仮想通貨が使えないので残念ですが代わりにSTICPAYかBXONEを使えばXMなどの海外FXには使えるので特に問題なさそうです。
送金は即反映とスピードが早いことやチャージさえしておけば海外FXへの入金も24時間365日いつでも即入金できるのは銀行送金などでは真似できない素晴らしさだと思いました。
ただし唯一気になったのは対応している海外FX会社がXMとBIG BOSSの2社しかないところです。5社や10社の海外FX会社が対応していれば1社や2社が取り扱いをやめたとしても安心して使い切ることができますがわずか2社なのでこの2社が取り扱いをやめたら使い道がなくなるのは心配なところです。
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