海外FXでは通常は本人確認(別名KYC)を終えるまで入金やトレードができないところが多いですが、なかにはトレードできる業者もわずかに存在しています。
そこで今回は、本人確認不要でトレードできる海外FX業者の紹介と、そもそもなぜ本人確認が必要なのか?本人確認が不要の海外FX業者でトレードしても安全か?など利用前に知っておきたい事情をまとめてみました。
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まずは、本人確認不要で出金まで可能かどうか調査結果を紹介してみたよ。
本人確認不要の海外FX業者は出金まで本人確認不要でOK?
本人確認不要(KYC不要)の海外FX業者はそれぞれに不要のまま行える範囲が異なります。
本人確認なしでできるのはトレードまでで、初出金には本人確認が必要になります。
そのFX業者で本気でトレードしたいと思えるか判断するために”本人確認不要”でトレードさせてもらえるといったイメージです。
もし仮に本人確認不要で出金までできるFX業者があっても利用すべきじゃないわ。そんないい加減な業者だと入金したお金が戻らない危険性すらあるわよ。
本人確認不要でトレードできる大手の海外FX業者 一覧
いくら本人確認が不要の業者でも信頼性の低いところだと出金拒否など多くのリスクがあります。
そこで当サイトでは日本語対応されていて日本人トレーダーも多い大手の海外FX業者に厳選してピックアップしてみました。
XM(日本人登録数1位の安心感)
TitanFX(日本語の電話サポートが使える)
BigBoss(入金ボーナスが約200万円と大きい)
FXGT(セキュリティが高いPCI DSS認定を取得)
Exness(条件次第でレバレッジ無制限が使える)
上記の4社は全て1億円以上の出金にも対応している実績があります。
上記の4社で法人口座が作れるのはFXGT・TitanFX・Exnessの3社です。
上記の4社で口座開設ボーナスがもらえるのはXMとFXGTだけです。
上記の4社で日本語による電話サポートが使える業者はTitanFX・Exnessの2社です。
海外FX業者が本人確認不要を用意する理由
- 1人でも多くの人にトレードを試してをしてほしい
- 本人確認に対応する手間を減らしたい(人件費を抑えたい)
1人でも多くの人にトレードを試してをしてほしい
海外FX業者が本人確認を不要としている理由はトレード環境(スペック)は業者ごとに異なるのでFX業者としては自社の良さを体感して欲しいわけです。
それにFXをはじめる人の全員がガチのトレーダーを目指しているわけではなく、まずは試してみたいという人も多いはずです。
それなのに口座開設やトレードの前に本人確認が必要だとそこまでガチでない人は対応が面倒になってやめてしまう人も出てきてしまいます。
そこで、海外FX業者は運営の上でマネーロンダリング防止策に影響がでないギリギリのところまで本人確認不要でトレードできるように配慮してくれているわけです。
手軽にトレードできる代わりに入金限度額が低く設定されていたり、入金手段が限定されるのが一般的だよ。
本人確認に対応する手間を減らしたい(人件費を抑えたい)
口座開設する人の全てに本人確認の対応をするのはFX業者としては負担が大きいです。
なぜなら口座開設してくれても必ずしもトレードしてもらえるとは限りませんし、試しにトレードしただけで「自分には向いてない」と判断して2回目の入金をせずFXを去る人もいるからです。
つまり、本人確認の要・不要を分けることで、FX業者は「継続してトレードをしてくれる人」または「しっかりと入金をしてくれる人」だけに本人確認の対応をすれば済むようになったわけです。
トレーダーには気軽に試せるメリットがあるし、FX業者スタッフは対応負担も減ったりで双方にとって時間の節約になっているわね。
それにお試しのトレーダーからすれば身元情報の提出が不要なことで最大のプライバシー保護効果もあるからこの安心感は大きいね。
もちろん上記で紹介した大手業者なら情報提供しても問題はないよ。(過去に情報が漏れたこともないし。)
なぜ海外FX業者は本人確認を不要にできるのか?
海外FX業者によっては本人確認が必要なところもありますが要・不要の業者の違いは実は規制の異なる地域に拠点を置いていることが理由です。
本人確認が不要の業者が多いのはカリブ海諸国や中東などの一部地域です。これらの地域に本社を置いているFX業者はユーザーに対して本人確認義務が緩和されていることがあります。
もちろん初出金までなら本人確認を省略していてもそれは合法的な運営なので法律的には問題ありません。
ただし、最初にもご紹介しましたように本人確認が不要のままでトレードできることにはメリットもあればデメリットもあります。続けてメリット・デメリットについてご紹介します。
本人確認不要の海外FX業者を使うメリットとデメリット
本人確認不要でトレードできる業者を使うにはメリットとデメリットの両面があります。
ただし全てのデメリットは本人確認に対応すれば解消することができるので安心してください。
本人確認不要の海外FX業者を使うメリット
- 口座開設からトレードまでが早い
- プライバシー保護とセキュリティの向上
口座開設からトレードまでが早い
口座開設を終えるのもカンタンだしトレードできる状態までに承認などが不要なためすぐにトレードまで進めるのが大きなメリットです。
これは海外FX業者にもよりますが、厳しいところだと口座開設するだけでも本人確認を求められて承認が終わるまで入金もできないところもあります。
その他の海外FX業者でも入金をする時点で本人確認を終えないと決済手段が使えないところもあるくらいです。
海外FXでボーナスをもらってトレードしたい人やハイレバレッジを使ってみたいと思い立ってから実際にトレードできるまでにとにかく時間や手間がかからないのは魅力的です。
プライバシー保護とセキュリティの向上
本人確認が不要ということは身分証明書を提出する必要がないということなので自分がどこの誰か知られる心配がありません。
まだ本気で利用するか迷っているFX業者の場合にはまずはプライバイシー保護された状況で試してみて、信頼できると判断できてから本人確認に応じたいという人もいると思います。その場合は本人確認が不要でトレードまでできるFX業者はまさにぴったりです。
本人確認不要の海外FX業者を使うデメリット
- 出金できない
- 使えるはずの入金手段が選べなくなる
- 入金限度額が低めになっている
- ボーナスがもらえない
- マイナーな業者を選ぶ危険性がある
一方で、本人確認が不要なFX業者には以下のようなデメリットやリスクも存在します。
出金できない
本人確認が不要で使える海外FX業者でも初出金をする時点では本人確認が必要になります。
最初にもお伝えしましたが「そのFX業者で本気でトレードしたいと思えるか判断するために”本人確認不要”でトレードさせてもらえる」といった背景があるため、初出金時には本人確認を求められるというのは仕方がないとも言えます。
それに利益が出ているのであれば本人確認に応じる価値は十分にあると思います。
使えるはずの入金手段が選べなくなる
本人確認を終えないと入金手段の表示に出てこないケースがあります。
例えばXMではクレカ入金でVISAとJCBが使えますが本人確認が終わるまではJCBは選択できません。
このように他のFX会社でも本人確認が終わらないと入金手段に制約が発生する可能性があます。
入金限度額が低めになっている
1回あたりの入金限度が本人確認の対応・未対応で違ってくるケースがあります。
例えばFXGTでは本人確認を終えるまでは1回の入金限度額が2,000ドルですが本人確認を終えれば限度額がなくなります。
ボーナスがもらえない
口座開設ボーナスや入金ボーナスが用意されているFX業者では本人確認を終えるまではボーナスを受け取れないところもあります。
FXGTはボーナスがもらえる海外FX業者として人気ですが、残念ながら本人確認を終えるまでは各種ボーナスの受け取りができません。
マイナーな業者を選ぶ危険性がある
当サイトで紹介してます業者を利用すれば安心ですが、それ以外だと日本人の利用者もほとんどいないようなマイナーなFX業者も存在しています。
マイナーな業者がマイナーである理由は信頼性が低いことや日本語のサポートに対応していないことなどがあります。
そもそも現時点では、海外FX業者で信頼できるところには「本人確認が不要で出金までできる業者」は存在していません。(当サイトとしての見解です)
本人確認をした後に再び海外FXで本人確認を求められる例外
いくら本人確認を済ませても場合によっては再び本人確認を求められるケースがあります。
例えばあまりにも高額な出金をする場合です。
毎回のように1回で1,000万円の出金をしていれば2,000万円くらいの出金で本人確認を求められることはないと思いますが、日頃100万円ほどの出金をしている人が1,000万円や2,000万円の出金をすれば「マネーロンダリングか?」と疑われる可能性があるからです。
とくに、入金額が大きい場合は出金目的のために高額入金したという見方もできます。100万円の入金後に利益が900万円出て1,000万円を出金するのであればマネーロンダリングの疑いはありませんが、1,000万円を入金して数回のトレード後に1,000万円を出金すればマネーロンダリングと見られやすいというわけです。
もちろんいくら疑いがかかってもマネーロンダリングをしていなければ問題はないので安心してください。
最近は国際的な金融規制の強化の波もあり高額出金にはチェックが厳しいわけですが、恐らく今後はさらに厳格な本人確認が求められるケースも出てくる可能性があります。もちろんやましいお金でなければ全く問題はないので引き続き安心してください。
海外FXにおける本人確認不要と匿名性の違い
本人確認がなくトレードできることと匿名性の高さはまた別の話です。
なぜなら、初出金をする際には本人確認不要を避けることができないからです。個人情報を提出するという意味ではFX業者に対しては秘匿性はありません。
ただし、上記で紹介してある海外FX業者では個人情報が漏れた話は聞いたことがないので利用した海外FX業者から他には情報がもれないため外部への秘匿性の高さは守られていると言えるよ。
本人確認(KYC)不要の海外FX業者 まとめ
海外FX業者では、通常本人確認(KYC)が完了するまで入金や取引ができないことが多いですが、一部の業者では本人確認不要でトレードを始められるケースもあります。
こうした業者は、主にトレード体験を気軽に試してもらうための手段として本人確認を免除しています。
ただし、ほとんどの場合、最初の出金時には本人確認が求められるため、完全な匿名性や自由な入出金が保証されるわけではありません。
なかには仮想通貨を利用することで入出金の秘匿性が強化される業者もごくわずかあり、プライバシーを重視したい利用者には魅力的です。
ただし、仮想通貨の利用でもないのに出金まで本人確認(KYC)不要で行える業者は信頼性が低いことも多く、資金の安全性には注意が必要です。
信頼できる大手業者(例: XM, TitanFX, BigBoss, FXGT, Exness)では、一部のサービスにおいて日本語対応や高額出金が可能であり、トレーダーにとって利用しやすい環境が整えられています。
本人確認を避けたい利用者にとってのメリットには、アカウント作成や取引開始までの時間短縮、プライバシーの保護が含まれます。一方で、デメリットには出金制限や利用可能な入金手段の制約、限度額の低さなどがありボーナスの受け取りが制限される場合もあります。
また、マイナーな業者には信頼性の問題があるため必ずメジャーな大手業者から選ぶことが必要です。
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