XMなど海外FXではVPSを使うことで速い約定スピードとPCを立ち上げなくてもMT4・MT5を常に走らせておくことができて便利です。
特に自動売買システム(EA)を利用するトレーダーには自分のPCが電源OFFでも常にシステムを走らせておけるため兼業・専業関係なくVPSを必須と考える人も多いです。
当然、PCの負担が激減するので寿命も伸びます
また、EAを利用しないトレーダーでもスキャルピングやデイトレなど約定スピードが稼ぎのカギとなる人にはVPS利用によって得られる約定のスピードアップは大きな強みになります。
今回はXMで利用できる無料VPSについて、利用条件や利用開始までの手順について紹介してみたよ。
もちろん無料VPSより有料VPSの方が高性能だけどXMの無料VPSなら十分に高性能だから初めてのVPSにはうってつけらしいわよ。
海外FXで中級~上級者が使う「VPS」とは?
【XMで無料VPSの利用が向いてる人】
- XMで自動売買(EA)を利用したい
- 約定スピードを今よりも速くしたい(スキャルピング向き)
- 口座残高が毎月1,000ドル以上ある(無料の条件)
- 毎月50万通貨以上のトレードをする(無料の条件)
- 自動売買を高精度で使いたい人
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VPS(ブイピーエス)は「バーチャルプライベートサーバー」(Virtual Private Server)のことだよ。
通常だとXMに注文を入れる場合には自分のPCやスマホからロンドンにあるXMサーバーまで注文を届けています。
あなたがロンドンから注文を出さない限りサーバーまでは距離が離れているので注文から約定するまでにはコンマ数秒やそれ以上の遅延が発生することがあります。これが約定スピードが遅い時の原因です。
ごくまれにだけど注文のクリックと約定タイミングが一瞬ズレて「え?なんで?」って思ったことがあるわ。そういうことね・・・。
そんな場合でもVPSを利用している人ならあなと同じ場所から同じタイミングで注文を入れてもあなたより速いスピードで約定できるようになります。
なぜならVPS利用者はXMサーバーの近くにあるサーバーから注文ができるからです。
また、最初にも紹介しましたようにVPSを利用すれば自分のPC電源をOFFにしていてもMT4・MT5を24時間ずっと走らせておくことができるためEAを利用している人はPCの寿命を伸ばせたり、自宅が停電になった時でもEAは稼働しているのでトレードロスも防げます。
当然、PCのスペックに頼る必要がなくなるのでトレードのために高額なPCを組んだりパーツ交換をするような出費も抑えることができます。
もちろん、MacでもWindowsVPSは問題なく利用できます。
ちなみにメタクオーツ社の「MacOS対応MT5」はM1チップのMacでも問題なく動作しているわよ。M2とM3は検証してないけどたぶん大丈夫だと思うわ。
XMで利用できる無料VPSの利用環境(サポートなど)
サーバー会社 | Beeks社 |
サポート体制 | ライブチャット・メール |
日本語の対応 | ◯ |
EA(自動売買)の対応 | ◯ |
サーバースペック | 2.5GBのRAM、30GBのハードドライブ容量 |
同時稼働 | 最大でMT4を9~10口座※ |
サーバー設置場所 | ロンドンのXMサーバーから1.5kmの距離 |
サーバー会社のレベル | 世界最大級 |
スマホからの利用 |
iPhone・Andoroid 両対応 |
※以前は同時利用は「9チャート・3つのMT4」までが快適環境の限界とされていましたが今が更にパワーアップしています。ただし余裕を持たせた利用が必須です。
東京からロンドンのサーバーまでの距離(9600km)と無料VPSとXMサーバーの距離(1.5km)を比べたら無料VPSの方が爆速なのが納得だね。
実際の体感スピードとしては1秒あたり約1/5に短縮される感じよ。
XMの無料VPSを有料VPSと比較したら?
実際に無料VPSと有料VPSを利用してるトレード仲間から話を聞いたところ、「無料と有料はスペックが当然違うけど誰もが無料VPSだと不満を感じるかと言うとそんなにレベルは低くないよ」「Beeksの無料VPSはXMが推奨している無料VPSだから相性が良いのは間違いない。」とのことでした。
また、「日本のVPSを使うとXMサーバーがあるロンドンから遠いので使う意味がないよ」という話もありました。
XM推奨の無料VPSを試して不満が出たならそこから海外の有料VPSに移るのが定石だそうです。海外のVPSは毎月25ドルほどしますが断然スペックは高いです。もちろんロンドンに近いものを選びたいですね。
XMで無料VPSを利用できる条件
実はXMで無料VPSを使うには以下の条件があるんだ。
- 毎月5ロット以上の取引をすること(スタンダード・KIWAMI・ゼロ)
- 毎月、往復500ロット以上のトレードをすること(マイクロ口座のみ)
- 口座の残高が1,000ドル以上あること(全口座 共通)
以上のことを毎月1日時点で判断されます。(どちらも必要な取引は毎月50万通貨)
2022年6月までは「口座残高が5,000ドル以上」って厳しい条件だったけど今じゃわずか「1,000ドル以上」と条件がユルユルになったのよ。ありがたいわ!
この条件で注意するべきことはマイクロ口座の場合には「毎月、往復500ロット以上」になることです。
マイクロ口座は1ロット(1,000通貨)を500ロット、そして他3口座(スタンダード・KIWAMI・ゼロ)は1ロット(10万通貨)が50ロットなのでどちらも「50万通貨」になります。
XMで無料VPSを利用する手順(導入~ログインまで)
(はじめに)XMでVPSサービス申請が完了した後のサポートはVPS提供会社の「BeeksFX」が対応してくれます。
1,XM公式サイトに入る。(以下から入れます)
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2,VPS申し込みページに入り、XM未登録なら「口座開設」に、すでに登録済みの方は「(会員エリアから)リスクエスト」をクリックします。
3,規約に目を通して「VPSをリクエストする」をクリックして完了
4,BeeksからVPSのログイン情報がメールで届くので確認しておく
5,VPS接続のためのファイルをダウンロード
6,VPSファイルを開き「接続」をクリック
7,ユーザー名とパスワードを入力しVPSにログイン
XMなら無料VPSが使える まとめ
- XMは公式サイト内からBeeks社のEAを申請できる
- XMで自動売買(EA)を利用したい人や約定スピードを上げたい人向き
- 無料条件(毎月の口座残高が1,000ドル以上・毎月50万通貨以上のトレード)
XMでトレードを行う場合にスキャルピングなど約定スピードの速さが日々の利益に大きく影響するトレードスタイルの場合にはVPSを使うことで約定をスピードアップさせられて有利になることが分かりました。
なお、自宅のPCをどれだけ高性能なものにしてもXMサーバーと同じロンドンに設置されている無料VPSには勝てません。
また、無料VPSを使えば自分のPCの電源はOFFにしていてもMT4やMT5を稼働し続けることができEAを走らせて自動売買をする人にとっても非常に有利になることも分かりました。
ただし無料のVPSなので他の有料VPSに比べると性能は劣るところはありますが、国内VPSよりかはXM推奨の無料VPSの方が地の利で勝っているためむやみに国内VPSにしない方が良さそうです。
当サイトの見解としては、もし高性能を求めて有料VPSにするなら海外のVPSを選ぶべきだと思いますがその場合はサーバーの設置場所がロンドンより遠くにあれば思ったほど有利な環境とは言えなくなるのでデータをもとに検証ができる人でなければXM推奨のBeeks(無料VPS)を使った方が無難だと判断しました。
XMの取引形態はNDD方式ということもあり無料VPSを使えばDD方式を採用している他社FX会社よりも有利なトレードができると実感してます。
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